Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


2022-01-01から1年間の記事一覧

7年落ちの初代アウトランダーPHEV(交流100V出力コンセント付)、オススメです。

優れたところもたくさんある電気自動車ですが、弱点もあります。ひとつは、電池は(ガソリンなどと違って)満タンだろうが、空だろうが、電池の重さは変わらない、つまり「電気自動車は、いつも重い」ということです。 最近は、航続距離の長い電気自動車がもて…

生まれるところは選べないけれど……。

ヒトは生まれるところは選べないけれど、どこでどう暮らすかは、(ある程度)選ぶことができます。そこに住まずに通う、という選択肢も含めて。(仕事を含めて)現代の技術をうまく使えば、好きな土地で暮らすことができると思うのだけれど、素敵な日本の田舎は…

④水稲の栽培(毎年更新) 田植え以降、除草や水管理などの覚書

■トンボの羽化と土用干し■2022年8月2日出穂前、草取りに行ったら、未熟色である茶色のイトトンボがたくさん稲に止まっていた。去年もそうだったのだけれど、今年もアキアカネよりもひと足早く、まずはホソミオツネン(イトトンボ)が羽化した模様。しかし抜け…

チタケ蕎麦、うめえー。

締切仕事が重なり、2日ほど外に出ず、家の中にこもって作業をしていました。ギリギリまで取り掛からず、グータラしてたのがいけないだけなのですが。で、ニッチモサッチモいかなくなり缶詰状態になったとき、一番つらかったのは、裏山に住む友人からのツイ…

自動車の燃料に化石燃料を使わず、燃料代もゼロ円にする方法が少し進化したのでご報告です。

いただきものの中古のソーラーパネルに、格安パワコン(注1)の停電モード(注2)を組み合わせ、中古の電気自動車を充電することで化石燃料を使わず、さらには田舎暮しに必需品であるクルマの燃料代もゼロ円にする方法に、少し進化があったので報告します。 注…

組織票を依頼されたみなさまへ。「投票に行かない!」というのもひとつの選択肢です!

組織に属する人に対して、個人による考察を放棄させた上で、これがあなたの利益につながりますと、一方的に投票先を指定するのが「組織票」です。そして、それがいま、大きな問題のように思っています。 無党派層と呼ばれる人たちに投票に行くように促すこと…

ヤナギマツタケ 原木栽培 備忘録

食べたことないし、どんなキノコなんだろう? という好奇心から、植菌してみようということになったヤナギマツタケ。いろいろ失敗(本伏せが6月下旬では遅すぎ)もあって、また同じ過ちを繰り返さないために備忘録を書いておくことにしました。はじまりは2022…

田んぼの株間除草道具「株間トール」の小改造

株間トールを小改造しました。以前のバージョンはこちら⬇をご覧ください musikusanouen.hatenadiary.jp 今回の主な改造は柄を長くしたこと。 そこらに転がっていた長めの端材を使ったのですが、測ってみたら3m30cmでした。これくらい長いと片側13列、両側…

トラクター・ロータリー(ヤンマーRS1300)のオイル漏れ修理(オイルシールとベアリングの交換)の備忘録

ヤンマートラクターYM1700に付いているロータリーRS1300のオイルシールとベアリングを交換したのでその備忘録です。 オイルシールやベアリングの交換だけであれば、それほど大変な作業ではなく、正味の作業時間は1~3時間ほどではないかと思います。が、…

6Aから任意の電流値で充電できるという電気自動車用の中国製充電ケーブル、ポチってみました。

6A~15Aまで1A刻みで任意の10種類の電流値で充電可能、とのことだけど240V対応とは書いてあるけど100Vで使えるとは記載されておらず、ほかにもちょっと怪しげな部分もある中国製の充電ケーブルがあって、以前から気になっていたのですが、人柱になる…

無農薬田んぼの代掻き・代かき(しろかき、シロカキ)の覚え書き

(一年に一回のことで、忘れてしまうので覚え書き。ところで、虫草農園で使っているトラクターは、約50年前の2駆のトラクターでジャイロや水平機能などのついていないものなので、高性能なトラクターやドライブハローを使用している場合はこんな小技は必要は…

最近のドゥーパ、とってもいいです。

ドゥーパが送られてきました。 つらい話や、悲しいニュースが多い中でも、この雑誌をみていると、なんだ人間も、捨てたもんじゃないなぁ、という気になってきます。 今月号のドゥーパもとてもよかった。 自作キャンパーはその暮らし方とともに、どんどん進化…

暮らしが仕事? 虫草農園の「自給知足な暮らし方」を紹介する動画ができました!

朝、起きて、「はて、きょうは何をしようか?」と考えます。もう少し正確に言うと(やりたいことはたくさんあるから)「さて、何から始めようか?」なのですが、いずれにしても大切なところは「誰かに何かをやってください」と指示されるのではなく「何をや…

「ご夫婦で家を手作りされた」あの河辺さんをお訪ねさせてもらいました!

新聞を読んでいると、「なんだかなぁ」とガッカリさせられるニュースが多いのですが、その一方で、ネットを通じて流れてくる、自給的で農的な暮らしをしている人たちからの情報を目にすると、「いやぁ~、日本も捨てたものではないじゃん!」という晴れやか…

山陰・浜坂漁港から取り寄せ便、おまかせ魚介セットが届きました。(今後のための備忘録)

クール宅急便代込みで3000円+税というリーズナブルな取り寄せ便なのですが、ウチで消費するにはちょうどいい量で、何が来るのか、開けてみないと分からないというのがまた楽しみなのでした。海の調子により、いつ届くかも分からない、ということにも、ハプ…

引きずりタイプ除雪板、大成功でした!

「明日、大雪が降る」とのことで、慌ててつくった引きずりタイプの除雪板。予報通りに雪が降ってくれたので、さっそく試用テストしてみました。 なぜか雑木林の臨床に埋まっていた、サビサビのガードレールを掘り起こし、それを使ってつくりました。製作の過…

軽トラ「引きずりタイプ」の除雪板を作ってみました。

長野や岐阜の山間地で、雪が降ると大活躍する除雪車があります。それらは行政が業者に委託する専用の本格的な除雪車ではなく、山里の住人(民間人)が生活路を確保するために運転する民間除雪車なのでした。本格的な除雪車との大きな違いは、除雪板をクルマの…

スウェーデンのテレビドラマが原作という『ヒューマンズ』(英語版日本語字幕)、いろいろ考えさせられました。そして素晴らしかった。

多くの人に、先入観なしで見て欲しいので、なるべくネタバレしないように書きます。 ヒトは自分の遺伝子とパートナーの遺伝子を混ぜることで、こどもに、より多様な遺伝子を残し、その後、自分は死んでなくなることで個体数の調整をし、氷期などの大きな環境…

電気自動車の充電に太陽光発電が使える一番簡単な方法を探る。

「電気自動車の充電に太陽光発電が使える一番簡単な方法」というのを模索していたのですが、それはこの方法かもしれない、というのがひとつ見つかったので紹介します。材料させ揃えておけば施工は半日~1日でOK。充電ケーブルなどをお持ちであれば、ソーラー…

備忘録「1月にやること」

⬆2024年元旦 ●元旦、タネまき。日にちを覚えやすいので(ハウスや室内で)元旦にタネまきする(朝は氷点下になるのでハウス内のジョウロの水が凍ってしまうほど冷えるけど、種類を選べば発芽する)。 2022年は、元旦にハウスの中に蒔いたタネたち、かなり時間は…

備忘録「12月にやること」

●梅の剪定枝を温室に入れる12月中旬には温室に梅の花を入れること。2021年は12月29日になってしまったので、お正月にはぜんぜん間に合わなかった。 ⇧このくらいになるまで最低でも5日くらいはかかる感じ。2023年は12月21日に家やハウスに取り込んでみた。家…

備忘録「11月にやっておくこと」

●葉枯らし、新月伐採この時期(樹種によって10月もしくは11月)の新月に伐採すると、落葉樹であっても春まで葉をつけた状態で葉枯らしでの新月伐採ができる。 musikusanouen.hatenadiary.jp ●路地作物のハウスへの取り込みディル、パクチー、ルッコラ、大根、…

今年もよろしくお願いします。

干し柿を吊るしているS字フックが錆びてきたので、来年はアレを黒豆で染めよう! おせち料理をたべながら、そんな会話を交わしているヘンテコリン家族であります。今年の黒豆には、ホンダZから外した座金付きボルトを使いました。サビで真っ赤だったボルト…