Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


最近のドゥーパ、とってもいいです。

ドゥーパが送られてきました。

 

つらい話や、悲しいニュースが多い中でも、この雑誌をみていると、なんだ人間も、捨てたもんじゃないなぁ、という気になってきます。

今月号のドゥーパもとてもよかった。
自作キャンパーはその暮らし方とともに、どんどん進化しているようです。


小屋を家を、セルフビルドするひとたちのセンスも素晴らしい。生き方がもの作りに現れているように感じました。


割った薪や角材など、自由な発想で積むこのコードウッドハウスも素敵でした。目地はホワイトモルタルなのかと思ったら、土と消石灰とのこと。



今回の連載ページは「廃材を使った超いい加減なドアのつくりかた」というタイトルで相変わらずの貧乏くさいノウハウを書かせてもらいました。


⬆野地板を骨組みにして、廃材パッチワークで片面仕上げたら間に発泡材の断熱板(これもあり合わせのもの)をはさみ、反対側も廃材パッチワークで仕上げるというもの。パッチワークの貼り付けには、薄いナベネジを使用し表から見える形で止めていくのが簡単で、リベット風でもありオススメです。


世界中を巻き込むようなカタチで戦争が勃ってしまい、一刻も早い停戦が必要なのに、それぞれが流す偏った情報により、どちらかに加担することで停戦は進まず、戦争を欲していた人たちとの間で格差がますます広がってしまう……そんな世の中で、私のようなものにできる数少ないことは、我利我利亡者の資本家や、有能とはとても言えない私利私欲に走るだけの経営者たちにこれ以上、お金を貢がないこと。
それにはできるだけお金を使わずに幸せに暮らすことで、捨てられてしまっている廃材を楽しく使い、自分たちの暮らしをDIYする生きかたがいまとても必要なことのようにも思っています。