Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


田んぼの株間除草道具「株間トール」の小改造

株間トールを小改造しました。
以前のバージョンはこちら⬇をご覧ください

musikusanouen.hatenadiary.jp

今回の主な改造は柄を長くしたこと。


そこらに転がっていた長めの端材を使ったのですが、測ってみたら3m30cmでした。
これくらい長いと片側13列、両側で20列くらいが可能。
でも、20列ずつやっているとなかなか進まないのと効率の上では片側だけでやりやすい8列ぐらいを優先してどんどん進んでいく、というのが正解のようでした。

使い方としては、できるだけ先に着水させて、そこからさきは自重に任せ、引き寄せるだけ。かなりいい感じです。
これだと水見に行ったついでに(長靴を履いていなくても)、水が貯まるまでの30分、畦道の上から株間除草ができ、水も澄んでいるので見やすいし、楽しく除草できたりします。

ついでに刃の部分も新品に交換。


刃はステンレスの端材を切って穴を開け、曲げただけ。
今回はグラインダーで研いで鋭利な刃先にすることなく切りっぱなしの状態で使ったのですが、それでもいまの草の状態であれば、十分のようでした。
草たちがもう少し立派に成長してきたらその場合は刃を付けて、カミソリのように鋭利に研いで根の地際を切る、というのが良さそうです。


こんな感じで、株間の土を削りやすいように少し角度を付けました。
あ、それと、もうひとつわかったのは、アルミのステーの部分の取付部にスペーサーを噛ますなどすることで幅も株の成長に合わせて変更可能なこと。幅を詰めるとステンレスの刃の部分は曲線になるのですが、それでも特に問題ないことが判明しました。

で、この小改造を施した株間トールを持ってカブで田んぼに向かうわけですが、3m30cmの株間トールをカブにセットするとこんな風になります。


チバラギの竹槍出っ歯も真っ青!
なーんていっても、もうだれも知らないか? チバラギ仕様の族のことなんて……。