植物
MOOK本を書くに当たって一番大変だったのは、写真を見つけることでした。その際、意外と重宝したのがブログでした。ブログには単語検索機能があり、写真を探すに当たり、ブログで単語検索すると、その写真が何年の何月に撮影したものだかが分かるのです。そ…
⇧樹高3m以上あるカエデの木を覆い尽くしてしまったアレチウリ。黄色い花はキクイモ。刈払機の普及で、ハギの花が少なくなった今、ニホンミツバチにとって越冬用貯蜜のための貴重な吸蜜植物だったりします。蜜が多くでるのか、蜂類が特に好み、ほかの虫たち…
●タネまき 白州でも、9月5日頃がいいように思われる(似た気候の安曇野の吉田さんに教えていただいた)。■追記■2021年11月13日白州の場合、実はもっと早く蒔く必要があるようでした。地元の方たちは8月20日に蒔いていると娘の小学校の同級生が教えてくれた…
そろそろかなぁ、と思って、いつもの場所に見に行ったら、林の中で、今年もひとり、ひっそり、咲いていました。 キブシ。 漢字だと「木五倍子」と書きます。 五倍子(ふし)はヌルデにつく不思議な虫ヌルデシロアブラムシの虫こぶ「ヌルデノミミフシ」のこと。…
写真を探していたら、こんな写真を見つけてしまいました。直線的な畝を作らず、部分的に土を盛り起伏をつけ、道はS字を基本とした柔らかいカーブの連続。 メインテナンス用の踏み石を兼ねて飛び石を配し、目地に苔を入れた延段のようなところもつくったりし…
春一番に花が咲くユキヤナギやレンギョウは、花芽の分化が早いので、剪定をする場合、花が終わったらできるだけ早めに切ってあげるのがいい、と言われています。去年、おととしと剪定ができず大株に生長していたユキヤナギとレンギョウの剪定をしました。 ⇧…
今朝、日の出の頃の鳳凰三山。写真ではわかりにくいけど、空気全体がピンク色に着色されたような朝でした。 そしてきょうはお隣の別荘のマツの木の伐採の日。大型クレーンやゴンドラを駆使して、夕方前に無事終わりました。 ここ数十年、化石燃料の普及によ…
雨が降って風が吹いて、きょうの白州は抜けるような青空でした。 ↑キクイモの黄色が抜けるような青空に際立っていました。このキクイモの黄色の向こう、濃紺に近いブルーの奥に果てしない宇宙があると思うと、人の世の悩みなんか、ま、どうでもいいか、って…
栄枯盛衰。三ヶ月前まではあんなに元気だった植物たちがいまは、こんなはかない姿に変わってしまいました。しかしそれにしても、植物は枯れゆく姿まで美しい。こんな風に政治の世界も、盛者必衰であって欲しいものです。 そんな冬枯れの中、新しい芽生えがあ…
ここ八ヶ岳山麓でクヌギやコナラなどの落葉広葉樹を「新月伐採」で「葉枯らし」しようとすると、11月の新月しかありません(ただしクルミやミズキは葉が落ちるのが早いので10月の新月の方がいいかも?)。 (2013年の)11月は3日の21時50分が新月でした。そんな…
4月の満月までに、木々の移植を終える予定だったのに、ユンボがトラぶったり、ジープの車検でハブのダストブーツが破れているのをうっかり忘れていたり……、軽トラもセレナもまだスタッドレスからタイヤ交換できていないし、圃場の周囲の柵も作り直さないと毎…
朝の気温は摂氏1度。気温は低いのですが、景色は目が覚めるほどに美しい。きょうの八ヶ岳も見事な姿で、自然は厳しいところほど、その姿は美しい……という言葉を実感させる景観でした。 畑を耕し、肥料を施して……、ヒトが作物を作る、ということまで含めて、…
今年のゴールドマン環境賞にはアルゼンチンのソフィア・ガチカさんが選ばれました。娘の病気に不信感をいだいた母親が地道な調査活動をはじめ、それが大統領を動かし、大統領の命令による調査で、他の地域よりも41倍も癌の発生率が高いその原因がグリフォサ…
雨が降ったりやんだりしています。ただいまの気温は17度C。薪ストーブを再稼動させたいくらいの涼しさ。雨に煙ったカンゾウの花を見ていたら、ニッコウキスゲが咲き乱れる霧が峰を連想してしまうくらいの涼しさでもあります。 というわけで、畑の脇の土手で…
新月になる前に、エノキもかなり強めに剪定しました。新月の頃は、養分が根っこの方に移動しているので、その頃だったら地上部を強剪定しても木の負担が少ない、といわれています。植物は新月や満月のときの月による引力の変化がどうも感じとれているみたい…
ボルネオ島の北部にブルネイという小さな王国があります。昔、造園の設計を仕事としていた頃、その国の宮殿のテラスのデザインをする、という仕事をさせてもらったことがありました。細い柱にブーゲンビリアを絡ませ、上部でそれを球状に茂らせ、垂れ下がっ…
私の棲んでいるところは、地元のひとたちから「山つき」(たぶん「山つづき」の意)と呼ばれています。西側はそのまま南アルプスで、ウチから西にまっすぐ歩いていったとしても、おそらく100㎞以上、人家に突き当たることはありません。 そんなわけで、我が…