Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


2017-01-01から1年間の記事一覧

寒い日の体の暖めかた。

寒い日は、体を中から暖めるのが正解!とはいえ、アルコール燃料に頼るのは経済的でないし、昼間からだと着実にアル中への道を歩むことになります。で、田舎暮らしの場合、普通は冬、体を暖めるために薪割りをします。楽しいし、氷点下の日でもポカポカして…

宮木さんと、壷田さんが届けてくれたモノ。

太陽光で発電した電気を送電網につなぐ装置であるパワーコンディショナーという機械には、災害などで電力会社からの電気が途絶え、停電になってしまったときのために使える自主運転モード(電力会社からの電気とは切り離して、太陽光で発電した電気を使えるモ…

おいしいところを自分でやる暮らし方「手作りキャンパー」という選択。

シャロムヒュッテ(安曇野)で手作りキャンパーのお祭りがあり、その帰りにあ~り~さんが我が家に寄ってくれる、とのこと。せっかくだから、その日はオープンデイのような感じにして多くの人にあ~り~さんの手作りキャンパーを見てもらおう、と考えたのでし…

期間限定ですが、ルバーブを販売させていただきまーす。

ありがとうございました!このところ毎日霜が降りていたのですが、今朝は風がなく、ビッシリと霜が降りてしまい、今年のルバーブは終わってしまいました。もしよければまた来季、よろしくお願いします。ありがとうございました(2017年11月13日追記)。 ・ ・…

三つ口タイプのビルトインガスコンロを自作キッチンに組み込む方法

「自作のキッチンなのだけれど、市販のシステムキッチン用のビルトインタイプの三つ口ガスコンロを流用することはできないものだろうか?」と、少し前にFacebookでお尋ねしたのですが、それに関して結果報告です。 ↑これがこれまで使っていたガスコンロと自…

クリのイガ拾いの道具

落ち葉はもちろん放置していますが、クリのイガだけはできるだけ拾うようにしています。拾い集め、一箇所にかためておくだけでもいい肥料になるのですが、でも、クリシギゾウムシの温床にもなってしまうので、なるべく燃やすようにしています。で、どうせ拾…

ATFの交換&オイルパンの清掃で、はたしてオートマの滑りは治るのだろうか?

天ぷら廃油ジープは車検切れ(商用車なので毎年車検なのです)。 ハイブリッド?軽トラは二人乗り。 ということで、家族3人以上で移動する際の頼みの綱が、セレナ(1994年式)……、 だったのですが、このところエンジンは調子いいのにオートマが不調で、アクセル…

山は秋、自然の恵みをいただく休日

家族でマテバシイを拾いに行った友達家族の姿があまりにも素敵で楽しそうだったので、「よし、稲の脱穀が終わったらひと段落だから、ウチも!」と宣言し、きょう、やっとその日を迎えることができたのでした。マテバシイは南方系の植物で、このあたりにはな…

お米の収量を測る便利な道具

収穫したお米の軽量、これまでは体重計に∩型の台を載せ、表示部が隠れないようにした状態でハーベスタ袋を載せて測っていたのですが、こいつはかなり便利です。 吊り下げ式デジタル重量計 体重計だと、ハカリのあるところまでハーベスタ袋を移動しないといけ…

満身創痍の脱穀機(ハーベスタ)の整備と鈑金

今年も稲がたわわにタネをつけてくれる季節を迎えることができました。ああ、ありがたい。 数日前のことですが、ハサガケしたお米の乾燥具合を測ってみたら、天日干しをしたのは前日だというのに、日当たりのいいとこはもうすでに15%台。美味しいお米を収穫…

廃材と一斗缶の空き缶で作る「取手付き収穫カゴ」の作り方

どうも! ご無沙汰してしまいました。 こんなブログでも、いろいろな方がのぞいてくれているようで、長くお休みしていると「あいつ、生きてるのか?」と心配してくれる人もいるようなので生存報告を兼ね、今後はなるべく頻繁に更新するようにしたい! とネッ…

水稲の育苗の備忘録2 催芽と出芽・虫草農園流(つまり、かなりいい加減)

育苗作業はどこまで手を抜いても大丈夫か? そのあたりの検証も兼ねた、ぐうたら備忘録、「水稲の育苗の備忘録1」からの続きです。 備忘録1では、種モミの温湯消毒から浸種までを紹介しました。備忘録2では、クーラーボックスを使った催芽などを紹介させ…

水稲の育苗の備忘録1 ・虫草農園流(つまり、かなりいい加減)

なんだかこのところ備忘録ばかりでお恥ずかしいのですが、百姓にはやることがいろいろあって、一年もたつとすっかり忘れてしまうので、来年以降にまごつかないように、それと人から尋ねられたときに困らないように、水稲育苗の備忘録を記しておきたいと思い…

「コードレスチェーンソー Powered by 太陽」作戦

お気に入りの作業着である、国鉄の頃の紺色のナッパ服(←もらい物)で丸太を伐るお嬢さんが手にしているのは電動のチェーンソー。しかもコードレス。そんなのオモチャみたいなもんでしょ! と思っていたら、これがなかなか優れなものなので驚いているところな…

マイタケの植菌とマイタケ染めの備忘録

いー加減とテキトーをモットーとしているわれわれ家族には「リベンジ」なんて言葉は似合わないのだけれど、でも、このところあまりにもコテンパンにやられっぱなしなわけでして……、そんなわけで今回は珍しくちょこっと「リベンジ!?」に挑戦? 何にコテンパ…

自家製媒染型塗料の実験テーブル

釜無川をはさんだ山向こうで、ヘンテコリンな小屋を作っている友達がいて、その友達が突然、虫草農園に物色にやってきたのでした。風雨に晒され腐りかかった合板だとか、何度も使い込んでコンクリートが付着したパネコートなんかがウチに来ればあるんじゃな…

薪炭林の萌芽更新 と 薪貯金

この写真を見てみなさんは、どう感じられますか? 桑畑にも似ているけど、これはクヌギの林。 どの木も、根元から伐られてしまっていてなんだかちょっと可哀想にも見えますが、虫好きの私にはちょっと嬉しい光景だったりもします。 日本に住む人の多くが再生…

井戸のメインテナンスとトラブル集

文句なしに自慢できるものが我が家には、ひとつあります。 それは「お水」。 水がとても美味しい、のです。 なんだか申しわけないようにも思うのですが、お風呂も、洗濯も、そしてトイレも「南アルプス天然水」です。 近くにサントリーの天然水の工場がある…

ハヤトウリ=センナリ=サヨーテ

外国産果物の段ボール箱をスーパーマーケットからもらってきて、根菜類の保存箱として使っています。日本の段ボールと違って、外国の農産物の段ボール箱はデザインが美しく部屋に置いておいても目障りにはならない上に、通気性に優れ、野菜類を保管する上で…

トートバッグ風工具箱 作り方3 「木材用媒染型?塗料の自作」

のろまなので夏にやったことを、いま頃になって書いてます。トートバッグ風工具箱の作り方2からの続きです。今回は、木の箱の部分に塗った手軽に作れる自家製塗料のことを紹介させてもらおうと思います。 こんな感じで、木材をいい感じに着色できて防腐効果…

電動ケットラ充電物語part3 「天ぷら廃油で走るハイブリッド軽トラ登場?」

電動軽トラをなんとかして天ぷら廃油(再生可能エネルギー)で走らせたい、と思い、中古の電動ケットラに付いてきた単相交流200V用の充電ケーブルを小細工していたのでした。交流100Vでも充電できるようにならないものかと悪あがきをしてみたり……。 アダプタ…

トートバッグ風取っ手付き工具箱 作り方2

かーなり前に紹介した「トートバッグ風取っ手付き工具箱の作り方1」の続き、後半です。 麻袋、切端、燃料ホースなどの廃品を使って写真のようなトートバッグ風の取っ手付き布が完成したら、次は、中に入れる箱を作ります。 ↑野地板で枠を作り、底は下からコ…