Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


「ご夫婦で家を手作りされた」あの河辺さんをお訪ねさせてもらいました!

新聞を読んでいると、「なんだかなぁ」とガッカリさせられるニュースが多いのですが、その一方で、ネットを通じて流れてくる、自給的で農的な暮らしをしている人たちからの情報を目にすると、「いやぁ~、日本も捨てたものではないじゃん!」という晴れやか…

Dream BIG, but Build SMALL!

今年の秋から山中湖でタイニーハウス(Tiny House)のワークショップが行われていて、それがとても気になっていたのでした。 タイニーハウスというのは、TINY(=小さな)HOUSE(=家)。でもそれだけではなくて、小さな家である、ということはセルフビルドを行う上…

パッシブ地球ハウス計画

きょうは合板、換気扇、廃材などを使って、こんなものを作ってみました。 夏の暑い日、アスファルトの温度を測ってみたら43度Cでした。一方、凍結深度以上に掘って作られた新しい家の基礎のベースコン(地下約90cm)は19度Cでした。地下5mの温度は17度C前…

たとえ暗い世の中であっても、心をワクワクさせてくれる映像!

彼女、素晴らしい!!! ミニマムな暮らし、素敵です。まくらもいいけど、狭い屋根裏部屋で背中がぶつかっていかにも狭そうにしているところからの驚くべき展開、最高でした。 かの国には「DIY home for less than $3500」なんていう素晴らしい本もあるんで…

アースバックハウス最後の土のう姿

土のう壁の最後の姿。いよいよ、土かべ作業が始まった。 藁を切ってスサを作り、 現地の土をふるい、 人の足を使って水と混ぜる。 家作りが、そして縄文流の共同作業が、こんなにも楽しいなんて……思いもよらなかった。

ありがたくも……あいにくの雨 養生園をお訪ねしました。

アースバッグプロジェクトの下準備を兼ねたワークキャンプで丸太運びや皮むきをやる予定だったのですが、あいにくの雨……、おかげで、素晴らしいものを見せていただくことができました。雨もまんざら悪いものではありません。ユニークなアイデアの数々、優れ…

風の民、練塀の島〜刻まれた千年の営み

祝島に関する記事をアップしたら、ライターの新井由己さんから、素敵な情報をいただきました。祝島の練り塀のことを紹介したドキュメンタリーです。自然は厳しいほどに美しいと言ったのは、丸山健二だったけなぁ……。このドキュメンタリーを見ていると「自然…

太陽熱畜熱併用のハイブリット式・踏み込み温床

現在、古民家再生中のやまのさんから、床下のコンクリート蓄熱層の厚みをどのくらいにしたらいいか?という質問をいただきました。他にも今ちょうど、床下畜熱を考えている友人が何人かいるようなので、ついでなので、ブログでお答えさせていただくことにし…

廃材で建てる進化型掘っ立て車庫

あまりにゆがみがひどくて大工さんから見捨てられたツーバイ材や、中古の単管パイプを使って作る「簡単便利な掘っ立て車庫」というのが、やっとどうにか形になりました。 思いのほか時間がかかってしまったのは、廃材の波板だけでどうにか間に合わせようと、…

パッシブソーラーハウス?

昼間の太陽熱を床下のコンクリートに畜熱する構造になっています。この家を建て始めた頃はいまほどパッシブソーラーハウスは一般的ではなく、床のコンクリートをつや消しの黒に塗装してみたり、試行錯誤しながら太陽熱床下畜熱システムをつくりました(今はO…