Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


風の森の家作り

日本製の鈑金ストーブという選択

母の家の薪ストーブがやっとセットできました。畑や山で採れた食材を、楽しく、そしてできるだけ化石燃料に頼らずに調理して、美味しくいただく、ということを一番大切にしたいというコンセプトで、この家は風の森さんに作っていただきました。 残念がらこの…

漆喰塗り、今晩やっと、終わりました!

今晩、どうにかやっと漆喰塗りが終わりました。 明日30日は電気の検査日。それまでに壁にコンセントを付けなければならず、結局、間に合いそうになくなってしまって、コンセントやスイッチのある壁をひと足先に最優先して仕上げ、それらの壁には電気屋さん…

パッシブ地球ハウス計画

きょうは合板、換気扇、廃材などを使って、こんなものを作ってみました。 夏の暑い日、アスファルトの温度を測ってみたら43度Cでした。一方、凍結深度以上に掘って作られた新しい家の基礎のベースコン(地下約90cm)は19度Cでした。地下5mの温度は17度C前…

残コンの残コン

生コンの打設で難しいのは、どのくらいの量の生コンを注文したらいいのか?ということ。多すぎる場合は、まあ、いいのですが、足りないと非常に困るので、プロの職人さんたちは、少し多めに生コンを発注します。 生コンの発注は普通0.25立米刻みだから、たと…

生コン打設 ポンプ車を使わない方法

一般的にはプロは生コンを打設する際、ポンプ車と呼ばれる特殊な車両を使用するようです。原発事故で一躍有名になってしまったあのキリンのようなブームを持った車両がポンプ車。ブームに沿ったパイプ内を生コンが圧送され、パイプの先端から噴出させるとい…

プロフェッショナルな仕事、箒引きと金ごて仕上げ

やっと仕事(原稿書き)がひと段落しました。その間にも、風の森の家作りはどんどん進んでいくし、さまざまなことがあったのだけれど、それらをどんどん忘れてしまうので、備忘録として印象的だったことを順次、紹介させていただこうと思います。 で、まず最初…

ハラビロトンボの青

時間の流れは速い……、田んぼに草取りに行ったら、ハラビロトンボのオスがすでに成熟色になっていました。「ルリボシカミキリの青」も美しいけど、ハラビロの青も暑い夏の日の記憶と共に忘れられない色だったりします。 お腹のブルーもなんともいえない美しさ…

日本もまんざら捨てたもんじゃない。

父の介護をオフクロだけにお願いすることが限界になってきて、家の前に両親の家を建ててもらうことになりました。家を建てるに当たって、「風の森」という原村(長野県)にある少し変わった工務店にお願いすることにしたのでした。 いま住んでいる家は、ステッ…