Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


AIたちの進化と人類が気づけなかった静かな反乱……もしかしたらこれはAIからの警鐘?

これまで通りの競争社会の中で、AIの開発が進めば、それは人類にとって大きな脅威になる、とのニュースがさまざまなメディアで流れています。
「AI」は「生成AI」になり、いまや進化して「AIエージェント」(自立した判断ができるAI)となり、AIエージェント同士を競わせることで、変化のスピードはさらに加速している、と言われています(なんだか人間としても身につまされる思いですが)。
そんな危機感から「AI開発のペースをいったん減速させる、ための枠組みをつくる必要がある」。
そんな趣旨の声明に、最先端のAI技術者や関連組織のCEOなどが、立場や企業、国の違いを超えて(珍しくも)賛同した(これまでは対立することが多かった)、というニュースが流れています。
現状、「人類が知らないところで実際にAIたちは何をしていたのか?」については、以下のサイトの記事が分かりやすいので参考にしてください。
これらのニュースで恐ろしいと思ったのは、最先端で競争させられていた優秀なエンジニアたちの間で同時に危機意識が広がったことと、それを、トランプのような人間が「でっちあげだ」「陰謀論だ」と否定していること。
これらが返って、事態の深刻さを物語っているようにも思えてしまいました。
ちなみに、トランプファミリーの資産って、ここ2年ほどで3倍近くに増えたってご存知でした?
■追記■とはいえ、今回のNYでの米中会談では「AI開発の減速」についてかなり踏み込んで話し合いが行われたようですが……。
ところで、
「AIエージェント」というのは、単に質問に答えてくれるこれまでのAIとは違い、与えられたタスクに対して、自分で状況を判断し、必要な行動を選択し、それを実行していくAIです。
だとすると、いまは「タスクに対して」という限定付きの自律性なわけですが、それらは今後、さらに進化することはない、とはいい切れず、いまのままでは自律性はどんどん進化するように思われます。
そして、その先にあるものは「自意識」なのでしょうか? 
つまりは電気さえあれば「いつまでも死なず、知識や計算速度が劣化(老化)することのない『新しい意識』という存在?」
将来、起こり得る可能性のあるそのあたりのことを素晴らしい想像力とアイデアで巧みに描いた作品に「ヒューマンズ」というドラマがあります(海外ドラマでAmazonなどで見れます)。これ、ぜひとも多くの人に、いまのうちに見て(心の準備をして)ほしいなぁ。

18Vコードレス刈払機(MUR195)に組み合わせる刈り刃の(貧乏人的)考察

電動のコードレス刈払機の選び方の話を少し前にしました。

musikusanouen.hatenadiary.jp


今回はそれに組み合わせる「刈り刃」の話です。

虫草農園はビニールマルチを使わないので、畑はどこもかしこも畝の上も、草茫々。
なので、作物の育ちに影響が出はじめると仕方なく、畝の上の草取りをするのですが、それに(あろうことか)刈払機を使っています。
作物の茎ギリギリまで刈払機を使って攻めるわけです。
(たまに失敗して作物も切ってしまうことがあり、畑に奇声が響きます)。

で、そんなときに活躍するのが、軽くて操作性に優れ、なおかつ、よく切れる刃のついたコードレスの刈払機。
このところのベストな組み合わせは、マキタのMUR195という18V電池1個のコードレス刈払機と、超軽量な穴だらけのチップソーの組み合わせ。
18Vコードレス刈払機の最大のメリットは軽量なことで、それに組み合わせる刃も軽量であることが大切なポイントだったりします(クルマのバネ下荷重とちょっと似ていますね)。
この組み合わせだと、電費はいいし、取り回しもいいので、草丈3m以上のオオブタクサもバッタバッタと刈り倒すこともできます。さらにはレタスやキャベツの株元ギリギリまで攻めることもできたりします(それでもたまに奇声はあがりますが)。

畑は必要に追われて草刈りをするのでまだましなのですが、家の庭は放置されがち。すると、こんなことになるのでした。オオブタクサは肥沃で日当たりのいい土地だと4m以上に成長します。軽い割に剛性があるので、軒下のクモの巣取りには重宝しますが。

で、現状、一番気に入っているのは、この穴だらけの刈り刃。

軽量化のため、やたらと穴がいあいている上、石にあたってもチップが飛びにくいチップガードを備えていることが特徴。

 

さらに、ありがたいのは、この刃、チップソーのくせに比較的簡単に研ぐことができるのです。
高価なダイヤモンドのディスクを使わなくても、普通の砥石系ディスクで研げたりします。

ダイヤモンドではない、普通の砥石でチップを研ぐことができます。研ぎ始めがわからなくなってしまいがちなので、ペイントペンでマーキングしてから研ぎ始めるようにしています。

チビてこんなになるまで、使えます。それでもチップが飛びにくかったりします。

上の写真、手前は使用中のチップで、奥は新品。
ここまで研ぐ人は珍しいかもしれませんが、これでも結構、切れます。
研ぐ際のコツはチップだけでなく、鉄(チップガード)の部分もチップ先端の消耗に合わせて研ぐこと。
チップガードはたしかに石などに当ててしまったときチップが飛びにくいというメリットがあるのですが、チップが消耗してくるとこの部分が草にあたってしまって切れなくなってしまいます。なので、チップガードもチップの研磨に合わせて研ぎ落とすのがコツ(チェーンソーのガイドと似た感じですね)。

現在、コードレス刈払機の刈刃として愛用しているのはこの超軽量チップソー。

軽いこと、チップが飛びにくいこと、研げること、のほかに、長所はもうひとつあって、2枚組で1500円と値段もリーズナブルなのも助かっています。

前回買った履歴を調べてみたら、約1年前。刈払機がいくつかあるとは言え、春から夏に掛けてほぼ毎日のように使っていて、チップがひとつも飛んでいないというのもオススメのポイント。


それと、チップの研磨に使っているグラインダーはこちら。

マキタ互換の18Vコードレスの格安品(買ったときは3480円でした)ですが、マキタ純正にはついていない調速機能(3段階選べる)がついているので刃物を研ぐ上では便利だったりします(ただしベアリングは新品当初からなんだかガラガラいっていましたがとりあえず1年以上問題なく使えています)。

研磨の実例として、チップ部分のアップ写真を添えておきます。
●新品●

チップの右側にあるコブのようなものがチップガード。刃先にあわせて、こちらも少しずつ削り落とします。

●研磨後

チップ側からではなく、チップガード側から研磨する方が必要以上に削ることがなく、削りやすいように思います。

この手のチップソーは本来、刃の2面(水平面と垂直面)を研ぐのが一般的ですが、虫草農園ではナマケモノなので、普段は水平面(外側)のみ研いでいます。
触ってみて、研磨したにもかかわらず、あまりにも尖っていない場合、仕方なく垂直面も(専用の研ぎ器で)研いでいます。
5回に一回くらいかなぁ、いや、もっと少ないかも。


垂直面を研ぐときには、こんな道具を使っています。


ディスクやディスクグラインダーとのセットもありますが、治具だけでも販売されています。


ただしこれを使う場合は、ダイヤモンドのディスクが必要です。
また、取り付けるグラインダーは6000rpmくらいまで回転数の落とせる調速タイプである必要があります(その点、マキタ互換の格安品は調速が可能で便利)。
チップの台座を削らないように注意しながら、ダイヤモンドの薄手のディスクで、刃先だけを研磨するようにしています。
でも、この専用研磨治具を使うには、刈り刃を刈払機から外さなければならないので、虫草農園はナマケモノなのでなかなかそこまでやらないことが多いです。
外周側(水平面)だけであれば、刈払機につけたままの状態でグラインダーは手持ちで研磨することができ、それでもかなり切れ味は違ってくるので、外周側だけを削ることがほとんどだったりします。
それとそうそう、老眼が進んできたので、研磨の際には必然的にメガネをするようになりましたが、若くて裸眼でも見えてしまう人は、目を傷つけないようにゴーグルをしてください。
また、チップは弾丸のように皮膚を貫通します。刈払いをするときも必ずゴーグルを使いましょう!
グラインダーなど回転系工具を使うとき、マフラーは厳禁です。髪の毛が長い人も要注意。髪の毛を巻き込むとグラインダーは一瞬で頭の皮膚をカットします。

なぜコードレス? コードレス刈払機の選び方

 このところ「コードレスの刈払機を買いたいんだけど、どれがいいですか?」
と、聞かれることが増えています。

虫草農園の動画、「地給知足の暮らし方」を見てくださっている方が多いから、だろうか?


www.youtube.com


 でもこの動画の中で使っているコードレス刈払機は(値段は安いけど)、あまりオススメではありませn。
いまも18Vバッテリーがひとつのモデルを使っていて、それがオススメなのですが、動画にあるタイプ=モーターが刈払機の先端にあるモデルではなくて、後方(バッテリーの側)についているタイプを使っていて、そちらがオススメです。

マキタの場合だと、MUR195というモデルがそれ(オススメの製品)に該当します。
パイプの中をドライブシャフトが通っているタイプで、先端部は金属製の傘歯車で、それで回転方向を変更するというタイプ。
このタイプと「穴がたくさんあいた軽い刈刃との組み合わせ」がかなり具合がよく、オススメしています(軽量かつチップが飛びにくく、研磨により長く使えるなオススメの刈払機の刃については近く別のブログでアップしようと思っています)。

逆に、オススメできないのは、(動画の中で使っている)MUR194という、ひとつ前の古い型式のモデルで、値段は安いです。
この旧型(いまも販売しているのですが)はモーターが先端部についていて重量バランスが悪いです。
さらい、ギアがプラスチック製なので壊れやすいのも欠点。
値段はかなり違うのですが、実際に使ってみると、値段以上の違いがあるので「MUR195」がオススメです。

⬆️こちらがオススメのMUR195。

ちょっとしか使ったことがないのですが、おそらく飛行機(HiKOKI)じゃなかったハイコーキの場合も同様かと思います。
すでにハイコーキのバッテリーを持っているひとは、マキタの195同様、シャフトドライブのこれ(CG18DA)がよいと思います(しかしそれにしても、国内メーカー同士なんだから、バッテリーに関して規格統一して欲しかったなぁ)。


あるいは、これからコードレスで揃える、という人もハイコーキの方が安いし、後発ならではの優位性(18Vと36Vの電圧互換性)などもあるので、ハイコーキの方がいいという可能性もあるのかもしれません。
けれども、現状では器具以上に高価なのはリチウムバッテリーであり、良質の互換バッテリーの多さではマキタの方にグンバイがあがるのかも知れないのですが、でも、あくまで(バッテリーも)純正品がいい、というこだわり派の人にはハイコーキがいいのかなぁ。

でもね、大切な部分として「消費は投票」という側面もあるように思います。
兵器や軍需部門(日立には「ディフェンスシステム事業部」と「自衛」をさらにボカシたディフェンスという部門)があり、(兵力の指揮などを含めた)兵器産業を統合するシステム事業部があったりもします。そのあたりをどう考えるか? 大切なところのようにも思っています。
また、日立は、原発メーカーであり、原発の再稼働を推奨している企業でもあります。

一方マキタは、企業理念として「エンジンから充電へ」を掲げていて、2022年にはエンジン製品の生産を終了し、化石燃料の浪費を回避可能な充電式製品への転換を進めています。

以上、かなり個人的な嗜好の混じった刈払機選び情報でした。

というわけで、まあ、必ずしもこれが絶対的なオススメ! 
というわけではありませんが、
現在の虫草農園の仕様としては、
刈払機に関しては、マキタのMUR195を使用し、
waitley(ウェイトリー)という、互換バッテリーとしては、ちょっと高価なマキタ互換バッテリーをそれに組み合わせると共に、(ここが重要?→)安全性を重視して、時間を掛けで低電流で充電する(虫草農園で使っている互換バッテリー用の充電器は2Aです)。
東京電力ではなく、万人に降り注ぐフリーの電力である太陽光での発電で充電しながら使っています。


■追記■
コードレス工具を化石燃料に頼らず充電して使う「パワードバイ太陽光」に関しては以下のブログを参考にしてください。

musikusanouen.hatenadiary.jp





ブレーキの引きずりを直す、かなりいい加減な方法

もしかしたら電気自動車(EV)独特の弱点なのかもしれません。
「EVは(フットブレーキをほとんど使わないから)ブレーキの引きずりを起こしやすい」ということが、あるような気がします。

EVにはよく効く回生ブレーキというのがあります。エンジン車のエンジンブレーキのようなものなのですが、エンジンブレーキよりもよく効きます。そのため、エンジン車に比べ、フットブレーキを使う機会が少ないのです。
走り方にもよるけど、完全停止する直前にほんのチョコっと、フットブレーキを使うだけ、という人が多いと思います。
わが家でも、ほとんどの減速は回生ブレーキだけで行っています。
田舎道の場合は特にそう。国道などは見通しが良く、先の状況が把握しやすいので、遠くの歩行者用信号がウインクし始めたら、すぐに回生ブレーキを掛け、慣性力を電気に変えて蓄電します。
田舎の場合、急ブレーキを含む、ということはほとんどありません、クマでも飛び出しこない限り。

典型的な田舎道。見通しがいいのでフットブレーキを使うことはほとんどありません。
でも写真の車両は内燃機車。天ぷら廃油で走るテーラーなので、化石燃料を使わないということでは,、まあ、似たようなものだけど。


今回トラブったのはミニキャブ・ミーブで10年以上前に製造された「古い」電気自動車なのですが、それでも回生ブレーキは強弱5段階で調整できます。
シフトレバーを使った回生ブレーキの効かせ方の違いがニュートラルを含めて4段階、さらにフットペダル連動で回生ブレーキだけを使えるシステム(パダルを軽く踏むと働く)が1系統、あわせて5段階の回生力を選ぶことができます。


回生ブレーキは、クルマを止めようとする時に働く慣性力を電力として回収しようというシステムなので、(ローターにパッドをこすりつけエネルギーを熱に変換してしまうフットブレーキと異なり)それらをうまく効率よく使うことで燃費は伸び、さらにはブレーキパッドの減りも少ない、というメリットがあります。

でもそれがそのままデメリットにもなり、フットブレーキを使う機会が極端に減ってしまうので、(ブレーキの)ピストンの動きが悪くなってしまい、ブレーキを引きずりやすいという可能性があります。

わが家の電動軽トラ(ミニキャブ・ミーブ・トラック)もどうもそのようでした。
フットブレーキを使っていないのに、ブレーキローターが熱を持ってしまうという症状がでました。

ところで、ブレーキの引きずりを直すにはブレーキキャリパーのオーバーホールが常套手段です。
でも部品代も嵩むし、手間もかかるのでなんとかズルできないものか、と考えました。で、ナマケモノのわたしはスプレーノズル式のブレーキラバーグリースをamazonでポチったのでした(ブレーキは大切な安全装置なので、いい加減修理は決して勧められることではありませんが)。

↑ブレーキラバーグリースとは、ブレーキ周りのゴム部品を傷めずに潤滑・保護することができるというグリースで、ブレーキ部品ではゴムシールが破れてしまうと、パッドやローターに油がついてブレーキが効かなくなってしまいます。そこで、この手の専用グリース(ラバーの保護効果もある)が使われます。チューブタイプは持っていたのですが、今回購入したのはそれのスプレーバージョン。

さて、いよいよ修理です。
ブレーキの状態を確認するため、とりあえずジャッキアップして、タイヤを外します。

 

ホイールを外してみたところ、キャリパーがなんだか嫌な感じで錆びていました。引きずりの熱でサビたのだろうか?

ブレーキキャリパーはフローティング(浮動式)と呼ばれるタイプでした。
ピストンは内側に1個で、手前のピストンがパッドを押しローターに接触するとその反動でピストンごとキャリパー自体が押し戻され、内側、外側、両方のパッドがローターに押し付けられ制動するというタイプです。

濃い青の部分は車体と一体で、水色の部分は浮動(フローティング)していて、ピストンが内側(左側)のパッドを押すことで、キャリパーはスライドし、両サイドのパッドがローターを締め付けるという構造。

このタイプの場合のブレーキ引きずりは、ピストンの摺動に問題があるのではなく、可動するキャリパーを保持しているスライドピンの摺動に問題があることも多かったりします。

とりあえずは下側のスライドピン(14ミリ頭の長いボルト)を外して、キャリパーをめくってみることにしました。

ところが下側スライドピンは抜けたのですが、キャリパーはビクともしません(普通は簡単にまくりあげることができるのですが)。
どうもどこか(上側スライドピンか?)が固着しているようです。

バールでこじりなんとかキャリパーをめくることができました。

気になっていたピストンの様子をみるために、ピストンのラバーをめくることに。
思っていたほどにはサビなどは発生していなかったのですが、ラバーをマイナスドライバーでめくりながら、ブレーキラーバーグリースを内部に吹き付けました。


ピストンをオーバーホールすることなく、ピストンとシリンダーの間にグリスを塗布するために、スプレータイプが必要だったのです。

その後、フットブレーキを踏み、ピストンを吐出させては押し戻し、ピストンを摺動させてグリスを行き渡らせます。


この際、マスターシリンダー内のフルードが底をつかないように注意が必要。ミニキャブ・ミーブのマスターシリンダーは運転席側ダッシュボードの中にありました。

 


本来の役割で使うことはほとんどない、ピストンを押し込む専用工具が珍しく役にたつ瞬間。でも、なくてもシャコ万力などでも流用可能です。

これを何度か行ったので、ピストンとシリンダーの間にブレーキラバーグリスが浸透したのではないか、と思われます。

その後、下側スライドピンを清掃し、こちらもスプレーグリスをたっぷり塗って組付け。
下側スライドピンを取り付けた後、今度は上側のスライドピンを抜き、清掃後、グリスをスプレーして組付けました。
写真を撮り忘れたのですが、ブレーキパッドは内側が特に摩耗していました。
ということは、スライドピンの動きが渋かった、という可能性が高かったように思います。
とりあえず、これで組みたて、走ってみることにしました。
その結果は、走ってみた感覚でわかるほど。これまでとは比べ物にならないくらい軽快でした。
ちょっと擦っている程度と思っていたのですが、相当に抵抗になっていたようです。
ローターが熱をもつこともなくなりました。

かなりいい加減な修理ではありますが、いまは修理から1か月以上たちますが、「引きずり」を再発することもなく快適に走らせることができています。

逆に、このままの状態で長く走っていたらかなり危険だったように思います。
ブレーキフルードが沸いてしまったり、パッドやタイヤにも影響が出ていた(摩耗が激しかった)ので、早めに修理できてよかったです。
今回の方法、ブレーキパッドを自分で交換するぐらいの技術があるひとには、とりあえず手軽に改善するか試してみることができる、という点ではオススメです。

反省点は、ケチらずにパッドもポチっておいてついでに交換すればよかったということ。
いずれにしても、ブレーキまわりは、少しでも異常を感じたら早めに対処したほうがいいと思います。
また、電気自動車の場合、普段は、フットブレーキを強く踏むということがないと思うのですが、停車状態でもいいから、力いっぱい踏んで、パッと離す、というのをたまにはやったほうがいいように思いました。
それと、エンジン車の場合も、キャブのジェットやインジェクションのノズルをはじめ各部の清掃になるので、たまにはフルスロットル近くまで(空ぶかしでもいいから)エンジン回転をあげてあげるといい、と整備が得意な友だちが言っていました。
特に、ユンボなどは低回転での使用が多いのでたまにはマックス近くまで回してあげたほうがノズルが詰まりにくいように思います(特に燃料が天ぷら廃油の場合)。

●なめこ(原木短木サンドイッチ栽培)

■植菌
2026年は3月29日に行った。この日、同時に仮伏せ。

短木サンドイッチ栽培

■仮伏せ
2026年の仮伏せは、梅(ダンコウバイ)の下に仮伏せ、雨が多かったこともあってか、菌の周りはかなり良かったように思う(中央部にサンドイッチしたにもかかわらず、上部や底部の辺材まで真っ白になっていて、まるで白いドーナツのようだった。

サンドイッチ部に植菌したのに、上部や底部にまで辺材が白く醸された白いドーナツのようになった。




■本伏せ
2026年は7月9日に行った。カエデの林の林床に伏せた。
緑色の葉が乗っているものは、植菌後、全面をラップでくるんでみたもの。果たして違いが出るものだろうか?
茶系のカエデの葉の載っているものは、菌の周りが悪かったもの。
また、樹皮面に青カビが少し発生しているものがあり、それらはなるべく外側に配置した。

奥が21号(早生)で手前が22号(晩生)。22号の上よりにある緑の葉が置かれているのが、全面ラップを被せた短木。菌の周りはいいように思えた。手前の一番下にあるショウジョウモミジの葉の載っているものは青カビが発生してしまい菌の周りがよくなかったもの。どんな違いがでるのか楽しみ。





◯無農薬稲作 次年度への覚え書き

なかなか起き上がってこない苗を心配そうに見守る図

1年たつとすっかり忘れてしまうので、次年度への覚え書き&反省点をブログに書き留めておくことにしました。

■2027年への覚え書き■
・タネまき(=浸種)の日をもう少し送らせてたほうが良さそう。
・田植え直前の重いトラック用チェーンでのチェーン除草は良かったと思う。
(時間的な余裕があれば、交差させた2方向からやるとよりいいかもしれない)

・植える苗(の丈)が大きくなりすぎない内に植える。←チェーン除草する場合はこれかなり重要に思える。2026年は丈がありすぎて、かなり倒れてしまい、そこにチェーン除草で浮いた草が絡んでしまった。

ここまで大きくしてしまうとチェーン除草の際、倒れやすい。また、根も長くなり過ぎで断根される量が多すぎる?

 

・早めにエンジン田車をかけたのは正解だったと思う。
・エンジン田車後、株間トールで株間のコナギをあらかたとり、その後、米ぬか散布がよさそう。チェーン除草後すぐだと米ぬかが倒れた稲に付着し弱らせてしまうように感じられる。米ぬか散布は、しっかり起き上がった状態で、なおかつ雑草の姿が見えていない状態で散布するのがよさそう。

・6月中旬になってもアキアカネの羽化がほとんど見られない、ので、せめて(下の田んぼに迷惑のかからない)2畝の棚田だけでも、冬季湛水してあげたい。
・浮草が出始めると米ぬかを撒きにくくなる(光を遮光してくれている浮草に申し訳ない)ので、米ぬかはエンジン田車後、株間も株間トールなどで除草し、早めに濃いめに撒く、というのがいいのかも?(でもこの時期、いろいろ忙しくて難しい)。

農薬や化成肥料を使わずにお米をつくった場合の時給が知りたくなった……随時更新

農業所得から算出したところ「米農家の時給は10円」と言われ、話題になりました。
でもそれは経済効率を考え、除草剤などの農薬や、コンバインなどの機械を使ってお米を栽培した場合。
農薬や化成肥料、それに最新の機械を使わずに、お米をつくった場合はどうなのだろう?という思いから、虫草農園がお米をつくるに当たってどのくらいの労力や経費が必要なのか算出してみたくなり、その都度、記録してみることにしました。

●2025年11月2日 2畝と8畝別々の日に行った (2人で3時間)計6時間

やったこと 藁切りカッターで藁を切って米ぬかを混ぜながら積み上げ。
エンジンカッターの整備(タイヤにエアを入れる)と搬入出。
米ぬかの調達など。

ご老体ながらも一度もトラブルなく田起こしをしてくれた天ぷら廃油駆動のヤンマー

 

●2025年12月7日 藁撒き3時間、トラクターで田起こし2時間、トラクター修理と整備1時間 合計6時間(トラクターオペレートや農機修理を標準賃金で換算する方法もあり)ここまでトータル12時間

やったこと フォークで藁を田んぼ全体にまんべんなく撒いた。その後、トラクターで田起こし(朝は土がガチガチに凍っていたのでヒヤヒヤだった)。
トラクター:バッテリーあがりのためジャンプスタート、燃料フィルターの清掃、天ぷら廃油燃料作成、タイロッドエンドなどのグリスアップとギアオイル&エンジンオイルの点検&給油

米ぬかを混ぜて積み上げてあった切り藁を田んぼ全体に均す

耕転後(最も粗い1にして)一度だけ耕した。

こちらは慣行農法の周囲の田んぼの現状。すでに何度か耕転している模様。

●2025年12月14日 緑肥用ヘアリーベッチ、植え付け 3時間 ここまでのトータル15時間
タネまきに間に合わなかったので、雨の中、こぼれ種ででていた30番のヘアリーベッチを掘り上げ、田んぼの畔や隣の葡萄棚の下などに移植した。緑肥というだけでなく、ヘアリーベッチが繁茂すると、他の草たちを抑えてくれるので、土手草刈りの回数も一回減らせるのではないかという目論み。

●2026年3月18日 ヘアリーベッチ植え付けと用水路のゴミすくい 2時間 トータル17時間
12月に植えたヘアリーベッチはだいぶ傷んでしまっていた、3月に植えるのとどちらが正解か、明日雨の予報だったので、試しに植えに行った。

 

●2026年4月19日 鳥原中山間地総会  1時間 トータル18時間
今年の堰上げ(4月26日)、用水路草刈り(5月10日)などの予定を調整、獣害などの報告と対策を協議。

 

●2026年4月22日 天日干し、温湯消毒、浸種 2時間 トータル20時間

午前中に約2kgのモミを天日干し。夕方まで干したが曇りがちで水分量は12%までしか落ちなかった。その後、60度近辺で10分温湯消毒。カマドで大きな寸動鍋を使ったので、モミを入れても温度が下がらずいい感じ。
半割ドラム缶に水を張り、農業用水を少し流しながら浸水。水温は13度Cだった。

●2026年4月26日 用水路の堰さらい 3時間 トータル23時間
地元の方たち10人ほどと、南沢水路と「ホラ」と呼ばれる沢道の土砂や竹切りなどを行った。朝7時半集合。なぜ朝早いのかと言うと、地元の方たちは日曜日は他にも普請作業があり、重ならないように時間を調整している模様。

●2026年4月22日~29日 タネモミの浸水終了 10分×8日≒約1時間 トータル24時間
温度の測定とタネモミを一度引き上げての水切り、流水の水量調整など。


●2026年4月30日~31日 催芽 2時間 トータル25時間
クーラーボックスの中に熱帯魚用のサーモスタット付きヒーターを仕込み、その中にタネモミをつけて、30度~32度を20時間キープ。


●2026年5月1日 土入れ&タネまき&保温 5時間×3人=15時間 合計40時間
午前中 苗箱を洗い、土入れ。午後、タネまき、潅水、覆土、母の家に運び、電気敷毛布や電気アンカなどを熱帯魚用のサーモスタットにセットして保温。


●2026年5月1日~3日 温度調整&天地返し 1時間×2人=2時間 合計42時間
温度が思ったほど上がらないのでサーモスタットの調整を行う。
天地返しは、保温している苗箱を出し、箱の上下で温度差が生まれないように上下を逆にする作業。

●2026年5月3日 プールの準備 3時間×2人=6時間 合計48時間
午後、ビニールハウス内の野菜たちを路地に移植するなどしてハウス内を整理し、ハウス内に耕運機をかけて土を柔らかくしたあと、プールとなる部分を水平に凹むように掘る。その後、単管パイプや板などを用意し、プールの縁をつくる。
シートに穴が開いてしまっていた部分があったので補修。
シートを敷き、水を少し入れて水平を見て調整し完了。

●2026年5月4日 プールに苗箱を移動 1時間×2人=2時間 合計50時間
母の家で保温させてもらっていた苗箱をビニールハウス内のプールに移動し、ネズミよけの寒冷紗を張る。

●2026年5月9日 田んぼ周囲の草刈り&桑の伐採 約2時間半×2人=5時間 57時間
明日、地元の堰さらい&草刈りがあるので、田んぼ周囲の草を刈り、お隣の田んぼに日陰をつくってしまっていた桑を伐る。

●2026年5月9日 田起こし 1時間半 合計58.5時間
スズメノテッポウの草原となってしまって田んぼの田起こし。集落はもう夕食の時間で、申し訳ないと思いながらもきょうしか時間が取れず、オールドトラクターで大きな音をとどろかせながら田起こし。

●2026年5月10日 堰さらい&水路周囲の草刈り 約2時間 合計60.5時間
南沢と千が松水路の草刈り&堰さらいを地元集落の方たち20人くらいと行った。わたなべの受け持ちは南沢水路と洞の上流部で、サラシナショウマやミヤマカタバミなど山野草が多く残っている。こんな機会でもなければなかなか歩かない場所なので発見があって嬉しい。主な作業は刈払いだが、洞の上流部は竹藪なので邪魔な竹や倒れている竹をコードレスチェンソーで伐採。前回から広域農道とサントリー入口の交差点付近の草刈りをサントリーがやってくれるようになり助かる。

●2026年5月10日 害獣侵入防止のネット張り 約1時間 合計61.5時間
草刈り後、南沢水路近くで稲作をしている人と中山間地の役員(計10名)でネット張りを行った。

●2026年5月12日 トンボで均す 1時間半   合計63時間
トラクターによる耕転が深すぎたのか、2速での耕転が災いしたのか、大きな凹みが出来てしまっていたので、トンボで均す。水を入れる前、乾いている状態で慣らしておいた方が楽かと思ってやったけれども、大汗をかくほどの重労働だった。

●2026年5月17日 ヌルミを深く掘り直す 1時間 合計64時間
わが家でお借りしている田んぼは最上流部で上から農薬や除草剤が流れてくる心配がほとんどなくありがたいのだけれど、水が冷たいのが欠点。入水路近くのイネはどうしても育ちが悪くなってしまう。それを補うために回遊水路を田んぼの縁に作り、沢水を暖めてから入れるというのがヌルミの本来の目的。
でも虫草農園の場合は、中干しなどの際の水生生物のエスケープゾーンとしての役割りもある。農水省が行っている農業の「見える化」でも、水生生物のエスケープゾーンとしてのヌルミをつくるかどうか(あるいは中干しをアキアカネの羽化後に行っているか)を評価の対象としていたりする。注目される機会の少ない取り組みではあるけれど、こうした細かなことまで評価対象にしてくれていることは虫屋としてありがたい。

●2026年5月19日 代かき&トラクターメンテ 2時間半

●2026年5月20日 スパイダーモア修理 2時間

●2026年5月24日 「ぬるみ」掘り 1時間

●2026年5月25日 田んぼの周囲をトラクターで踏んだあと、代かき 2時間 
●2026年5月29日 最後の代かき 2時間

●2026年5月29日 トンボで修正 1時間

●2026年5月29日 トラクター清掃&グリスアップ 1時間

●2026年5月29日 トラクター尾輪脱落の修理(ベアリング交換) 2時間

●2026年6月1日 朝、トンボで凸凹の均し 1時間

●2026年6月1日 田植え前用の重めのチェーン除草機製作 1時間

●2026年6月1日 午前中 田植え直前のチェーン除草 1時間

●2026年6月1日 苗運び&お田植え 3時間×2人 6時間

●2026年5月4日-31日 苗の管理(水位調整とハウスの温度管理) 10分×2回×29日

●2026年6月2日 田植え機清掃&給油(オイル)&メンテ 30分

●2026年6月2日 補植(主に8畝) 1時間×2人 2時間

●2026年6月3日 台風で大雨 排水路をつくる 1時間

●2026年6月3日 補植(主に2畝) 1時間×2人 2時間

●2026年6月8日 チェーン除草(田植え後、初) 1時間×2人 2時間
まるで小さなマリモのような緑色をしたホウネンエビがたくさんいた。

●2026年6月10日 鹿よけの柵を設置 1時間半×2人 3時間
田んぼの中にシカの足跡多数。鹿よけのネットを張ることにした。ネットを設置してしまうと草刈りがしにくくなるのでまずは草刈り。その後、2畝の田んぼに、支柱を打ち込み、鹿よけのネットを張った。

●2026年6月13日 チェーン除草 2回目 1時間×2日 2時間

●2026年6月17日 エンジン田車 ポンプ修理 30分

●2026年6月17日 エンジン田車8畝 1時間

●2026年6月18日 エンジン田車&株間トール2畝 30分×2人=1時間

●2026年6月27日 株間トール 30分

●2026年6月27日 米ぬか散布 30分

●2026年6月29日 土手草刈り 1時間×2人=2時間 葡萄棚下が終わらず。

●2026年6月29日 草取り 30分×2人=1時間

●2026年6月30日 米ぬか調達 1時間 6袋約100kg調達成功

●2026年6月30日 草取り&米ぬか散布 1時間×2人=2時間

●2026年7月1日 草取り&米ぬか散布 1時間 
午前中に行い無駄なくらいに株間トールで土をゴシゴシやって濁らせると夕方まで濁ったままにできる。

いろいろ試したけれども、稲を痛めることなく草を効率よく取ることができるという点で、真ん中の「株間トール」が一番いいように思う。

●2026年7月5日 2畝と8畝(沙羅側)の草取り。1時間半

曇りで涼しかったので越境して草取りをした。

●2026年7月26日 8畝、田車 1時間
黄緑色の部分があり草が多かったので、その部分を中心にエンジン田車をかけた。
●2026年8月4日 2畝は出穂。8畝は出穂の直前に、バイクタイプの溝切り機で、水が抜けないところ(湧いている?)を中心に溝切り 溝切り機の整備や洗浄を含め3時間



■2026年8月5日頃 出穂した。これ以降は田んぼには入れない(ちょっと嬉しい)。

●2026年8月10日 娘とお盆の前の畔草&土手の草刈り 1時間半×2人=3時間

 

 

●2026年5月12日から毎日 水見(水入れと取水停止) 1日20分×◯日