Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


ディル、ルッコラ、パクチーをハウスに移動。

 MOOK本を書くに当たって一番大変だったのは、写真を見つけることでした。その際、意外と重宝したのがブログでした。ブログには単語検索機能があり、写真を探すに当たり、ブログで単語検索すると、その写真が何年の何月に撮影したものだかが分かるのです。それを手がかりにすると、縮小されていない元原を見つけやすいのでした。

 ということで日々の出来事をなるべくブログにあげることにしようと思いつつ、きょうまでできずにいたぐうたら人間です。
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このところ強い霜が降りる日があり、ようやく、ハキダメギクアメリカセンダングサ、クズ、が、霜げてくれました。

霜げたハキダメギク

霜げたクズ

いずれは霜げるから、とハキダメギクなどを放置しておくと、強い霜がおりるギリギリまで、かなり旺盛に生育するのでやはり早めに抜いておいたほうが良さそうです。

一方、冬野菜や越冬系のハーブ類は、寒さに強いとはいえ、路地だとかなり傷み、出荷はできないので強い霜にあたり、ダメージを受ける前にハウスに取り込んであげるといいことをここ数年で学習しました。
ビニールトンネルは厳寒期、昼間の早朝との温度差が大き過ぎて、結局はだめになってしまうのでなるべくハウスに入れておいた方がいい、というのがここ何年かでわかったことでもあります。

路地からの掘り上げ。

ハウスに植え付けたところ

ハウスないは湿度を保ちやすいためか、意外と根付いてくれます。
ナスタチウムなどは、根っこが出ていなくても、根付いてくれることも多く、少なくともツボミは開花してくれます。

こちらは少し前に、移植したりタネまきしたり、(ハウス内で花が咲いた野菜たちの)こぼれ種を生かした箇所。

強い霜が降りる前、まだ路地の野菜たちが元気なうちに移植してあげたほうが、いいようではあるのですが、締切仕事と同じで、切羽詰まらないとなかなか取り掛かれないぐうたら人間なのでした。
スペースに余裕があれば、大根なども、ハウス内に穴を掘り活けてあげるのが、鮮度も落ちずいい感じでした。ただし春になってもそのままだと抽苔してしまいます。

まだ、移植したい路地野菜もいくつかありますが、とりあえずはこれで今年の冬も、大雪でハウスがつぶれるようなアクシデントがない限り、なんとか青物野菜類の自給はできそうです。