金網と木ネジ(コーススレッド)以外は、ほぼ廃材で作っていたニワトリ小屋がやっとなんとか完成しました。
トリたちは、広くなった居住スペースを楽しそうに探検しています、が、もっと早くに完成の予定が晩秋になってしまったので、夜は寒そう。
日が暮れると産卵室の中に入り、キツネやクマに見つからないように、じーっと息をひそめ寄り添い合って夜を過ごしています。
このニワトリ小屋、材料はほぼ廃材。
金網と木ネジと屋根材以外は、廃パレットを解体した材を多用してつくりました。
木製パレットを小屋の材料として、そのまま使う方法もあるのですが、私のような素人には難易度が高く、手間はかかるけれども、解体して野地板や桟材として使っています。
パレットの解体に、パンタジャッキを使う方法をかなり前、オールドタイマー誌で紹介したことがありました。
が、最近のパレットは上板と下板のスキマが小さな物が多く、「ジャッキが入らないものが多いよね」との指摘があったので、その場合の対処方法を紹介します。
ひとつの方法としてジャッキのセンター部分をグラインダーで切ってシャコタンジャッキにする方法もあるのですが、もっと簡単な方法があります。
ジャッキのアーム部分を差し込んで解体する方法です。
⬆こんな形のクサビ型の木片をガムテープで貼り付けてやれば完璧。でも、こんな小細工なしでもバラすことはできます、が、木片がないと力が集中する部分ができてしまって材が割れてしまうことがあります。
パンタジャッキのアームの部分を使うと、こんな感じで簡単にバラすことができます。
もうひとつのポイントは、パンタジャッキにインパクトドライバーを組み合わせることなのですが、これも昔、ラチェットレンチのソケットを溶接する方法をOT誌で紹介しました。でもいまは、溶接が使えなくても「接続アダプター」なるものがamazonなどで市販されています。
ウッドショック以降、野地板などの値段が高くなっていることもあり、それに、貴重な資源をリユースする上でも廃パレットの活用、楽しいし、お金もかからないし、オススメです。