Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


朝飯前は、幸せな時間

朝起きて、着替えを終え、パソコンを立ちあげる頃、娘の部屋で寝ていた犬がやってきます。
鼻をすり寄せ「さぁ、行きましょう!」と朝の散歩をせがみにきたのでした。
犬の散歩の後は、卵をいただきにニワトリ小屋へ。
採卵室をあけたら、きょうは2つでした。
この小屋では3羽飼っているのですが、誰か一羽、まだ寝ぼけているようです。2つならいいのですが、3つあると片手では持てず持って帰るのが大変。なので、ラッキー! と思うことにしました。
 昨晩は、風が強かったようで、いろいろなモノが飛ばされています。
鳥小屋を作ったときの端材であるハニカム状のネットを拾い上げ、思いつきました。卵を運ぶための小さなカゴを作ろうと。

朝ごはんの前の楽しい時間。
コナラの木に巻き付いていたアオツヅラフジを拝借し、これで取っ手をつくり、卵の台座はやはり風で飛ばされていた稲わらをドーナツ状に巻いてみました。
朝飯前の、こんな時間が最高の幸せ。
卵には採卵日である、8日のシールを貼ります。

きょうは12月8日。平和であればこその幸せな時間。
82年前のきょう、ノバ音楽祭と同じことが、あの美しいエメラルドグリーンの島で起きたのでした。
日本では、歓喜に満ちた朝だったといいます。
後に「軍神」と讃えられ、潜水艦で特攻した人も含め、日本人もアメリカ人、たくさんの人が亡くなった朝でもあります。