あまりに危険すぎてオススメできる方法ではないけれど、ウチでは、細めの薪の切断にテーブルソーを使っています。
モッタイナイから細い枝も薪に使いたい、というのと同時に、これくらいの細い薪がないと、「火は上から下へ」の炊き方ができないのです。
薪ストーブの燃費が驚くほど良くなる「火は上から下へ」はコチラを参考にしてください。
もうひとつは、薪をつくるのに、極力、化石燃料を使いたくない、ということがあります。テーブルソーは電気なので、昼間、ソーラーパネルに日があたっている時間帯に作業を行えば、化石燃料や原発を使って発電している電力会社からの電気を使わずにすみます。
危険度は高いのですが、テーブルソーだと15分くらいで、一輪車三杯分くらいの粗朶(そだ)をつくることができます。が、もしも、手を巻き込んだりすると一生分のつけを払うことになります。そんなこともあってオススメしません。
もしも使う場合は十二分に注意の上、使ってください。
寒いからと言ってマフラーを巻いた状態で(回転系工具を使った)作業をしたりするのはやめたほうがいいです。巻き込まれると回転工具は巻かれている根本、つまり、マフラーの場合は首に向かって巻き取られます。(ときどき、オシャレ系YouTubeでマフラーを垂らしながら回転系工具を使っているのを目にし、恐ろしくなります)。
マフラーもそうですが、気をつけたいのは髪の毛。
肩まで届くような髪の毛は、数本巻き込まれただけで回転工具を持っていかれます。
コードレスグラインダーが普及し、顔や頭の近くで使う時には十分注意してほしいです。
賛否両論ありますが、私は回転系工具を使うときには手袋(特に軍手)をしません。
ダブダブの服、あるいはシャツをズボンから出した状態での作業、特に丸ノコが危険です。娘に、「オッサン臭い」と言われようとも、丸ノコを使うときには、シャツの裾をズボンの中に入れて作業しています。
百姓は健康な体がなによりも大切な資本。末永く、百姓暮らしを楽しむために、そのあたりに関しても、かなり臆病だったりします。