Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


備忘録「10月にやること」。

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●白いコスモスが少ないので気になったらタネ取りしておくといいかも。

●10月10日くらいに、カモミールの畝を浅く耕転すること。タネまき不要。耕転するだけで毎年たくさん発芽してくれる。ただしあまり早過ぎると、他の野草に負けてしまうし、遅いと冬を越えられない。

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●10月10日(10月の新月だったかも)以降の草刈りは、その場所の今年最後の草刈りになる(渡辺大工さんの奥さん、ケイコさんから教えていただいた)。

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●耕転を始めるのは10月初め。
小麦やライ麦のタネまき。11月初めくらいでもどうにかなるけど、収穫期が梅雨にかかることを考えると、早めがいい。10月中旬までには施肥(痩せた土地の場合)と耕転を終えておく。春先、畝を占領されることと温湯消毒ができないので麦角の危険性があることなどがあるので、こぼれ種栽培はできるだけしないこと。

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2021年は10月27日にライ麦と大麦(ビール用)のタネまきを終えました。そしてちょうどその日、この秋、はじめて麦蒔き鳥であるジョウビタキが姿を見せてくれました。

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●中旬~下旬 
秋キノコ(しいたけ、なめこ、ぬめりすぎたけ、ひらたけ、むきたけなど)へのマイクロスプリンクラーまたは、ミストスプレーによる散水。

 

●中旬
タマネギの畝をつくっておく

 

●中旬~下旬
(霜が降りる前)
バジル、ファランの鉢上げ&ハウスへの移植
(霜が降りたら)
ナスタチウムレモングラスなどの鉢上げ&ハウスに移植(2回目の霜に当てない方がいい)。

●ドングリを拾って筋蒔きしておく。

 

●10月の新月 
葉枯らし新月伐採 時間があれば10月にやっておきたい

 

●中旬 
サフランが開花する場所の草刈り&草取り。

作業場前土手、沙羅の木の近く、一段目の石積み上、ドウダンの畑の宿根うね、など。

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●いちじくの収穫&剪定
毎日、収穫しないと鳥やスズメバチが集まってしまう。
上旬、秋果をどこまで成らせるかを決めて、その上は剪定で摘果。まだ小さなものは霜が降りてしまって収穫できないので、剪定したほうがいいと山本さんおじさんが教えてくれた。

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●オクラ、ゴボウ、バジル、ホーリーバジル、ナスタチウムアオジソ(赤はこぼれ種でOK)、ディル、コリアンダー、などなどの種採り。

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●中下旬

にんにくの植え付け。

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●クズ麦の播種はこの地域の場合、11月では遅いので、10月にやっておく。