⬆まずは穴掘り。ポスト・ホール・ディガーと呼ばれる芋掘りなどにも使われる複式のシャベルで掘ります。
⬆穴のセンターに単管パイプを叩き込みます。単管の頭を潰さないように写真のようなプロテクターをつくりました。
⬆穴の内面に(捨てずに取っておいた)廃物のシートを配し(底は抜けています)、その後、底の部分に砂→砂利→平たい石の順に入れ、穴の底を突き固めたます。
ここまで出来たら、単管パイプに3連クランプを緩めにセットし底に落とします。
⬆その後、レンチでしっかり固定。コンクリートを打つので3連クランプは少し浮いているくらいでOKです。
⬆河原から取ってきた砂と砂利、それに25kg630円のセメントを混ぜて練ります。
コツは最初に十分に空練りしてセメントを石にまぶしてから水を加えて練ること。素人がやる場合は水多めの方が楽なのですが、そうなるとコンクリートとしての強度は劣るので、それを補うためにセメント多めにしています。
⬆途中でまた中古単管用クランプを追加。プロはバイブレーターを使いますが、素人の場合は写真のような細い棒でしっかり付きながら打ちます。水分があがってきたらOK。
継ぎ足す場合、表面がモルタル化してしまうと継ぎ目の強度が心配なので、最後にモルタル層に砂利を埋め込んだりしています。
⬆継ぎ目には工事現場からいただいてきた使用済み番線をところどころに埋め込み、石を埋め込んだところで今年は終了。来春、土が溶けたら続きを行います。
⬆2本目は垂直であるだけでなく、高さも揃える必要があります。単管パイプの天端から50センチ下がったところに印をつけ、そこに水糸を張り、水平器で水平を見ました。
⬆これは同じ仕様でつくった別の小屋の単管独立基礎ですが、今回のものもこんな感じになる予定。
⬆裏側から見るとこんな感じ。単管の周囲を木材で包みこみます。
このタイプの単管独立基礎について、MOOK「自給知足な暮らし方」に詳しく書いているので、気になる人は参考にして下さい。
また、MOOK「自給知足な暮らし方」は虫草農園のSTORESからも購入できます。
虫草農園のSTORESから購入いただいた場合、筆者の直筆サイン入りチラシ(しおり?)が挟まれていたりしますが、たいしたものでなくてスミマセン。