Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


七草粥、覚書き

七草粥をいただきました。

以下は、翌年のための覚書きです。

この地は寒冷地だし、より楽しむためには、無理に、
春の七草、セリ、ナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロ
で揃えない方が手軽だし、楽しいし、美味しい。

 

お粥は、お米から土鍋でコトコト40分。

虫草農園の2023年の七草は、
はこべ:路地にもかろうじてあった
すずな=あやめゆき(ハウス)
すずしろ:藁囲いの中のもの。葉っぱもかろうじて生きていた
野良坊:路地にもあるけど、ハウスのが柔らかくて美味しそうだった
わさび菜:路地にもあったけど、ハウスのもの
春菊:ハウスの中のこぼれ種
香菜:ハウスにもあったけど、トンネルの中にも、

でした。

 

ところで、お粥さんは、お米の量が少ないので、3杯くらいは食べられます。

そこで、一杯めは、こんな感じ。


⬆香りが強い、春菊と香菜などはまだ入れずに、
プレーンな五草粥でいただきます。

すずな、こと、あやめゆきの小さな株を添え、熱々のお粥さんに沈めていただいた。
なかなか美味しい。梅干しが合いました。

 

そして二杯目。

⬆シャンサイ(香菜)ことパクチーの生葉を添えたお粥が二杯目。

こうして杯を変えるのであれば、

ごま油を垂らしたり、お醤油を垂らしたりして、

各回、違った風味でいただくというのが楽しくて美味しいです。

 

来年はハウスやトンネルの中のナズナ、全部抜かずに、とっておこう。

あと、梅は12月中旬に剪定をして、ハウスの中に入れておくといいみたい。

↑これは2022年12月3日の状態。ナスタチウムなどは枯れてしまうけど、1月は全体にもっと元気な感じです。破れたビニールをOPPテープで補修しただけのハウスで加温はしていないのだけれど、朝日が当たるのが早いので、植物たちは助かっているようです。