Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


アレチウリ

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⇧樹高3m以上あるカエデの木を覆い尽くしてしまったアレチウリ。黄色い花はキクイモ。

刈払機の普及で、ハギの花が少なくなった今、ニホンミツバチにとって越冬用貯蜜のための貴重な吸蜜植物だったりします。
蜜が多くでるのか、蜂類が特に好み、ほかの虫たちも好んで集まってきます。
とはいえ外来種で、放置すると繁殖力は凄まじく、また撤去する時期を逸すると、タネの周りについた白い細い毛が体に刺さり痛いので撤去する場合は適期を逃さないようにする必要があります。

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⇧アレチウリのタネ。とてもユニークな形をしているのだけれど、このタネの周囲の白い細い毛が体に刺さるのでこれができる前に撤去すると楽ちん。

撤去が必要な場所は8月下旬から9月上旬、タネが付く前に撤去するのがいいと思われます。
ツル植物の割に木への絡み方は弱いので、元の蔓を引っ張ることで、まさに芋づる式に撤去が可能。この時期、カナムグラも太い元蔓を見つけることができれば、効果的なので撤去が必要な場所や果樹などに絡んでしまったものは、同時に撤去するといいように思います。
虫たちが吸蜜中のアレチウリへの除草剤散布は、特にミツバチへの影響が大きいのでやめてほしい。

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⇧アレチウリの雄花。

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⇧アレチウリの雌花。こちらも可憐。