春一番に花が咲くユキヤナギやレンギョウは、花芽の分化が早いので、剪定をする場合、花が終わったらできるだけ早めに切ってあげるのがいい、と言われています。
去年、おととしと剪定ができず大株に生長していたユキヤナギとレンギョウの剪定をしました。
⇧ヒトの背丈ほどにもなってしまったユキヤナギの大株。まずは根本を見ることができるように株立の一部を切り取り、穴をあけます。
⇧こんな感じで穴が空きました。これでどの枝をどこで切るか見当をつけることができます。
⇧こうした作業のときに重宝するのがこの手の高枝切り。ロッドによるリモートで竿の先の剪定ばさみを手元で操作することが出来ます。手で握るタイプが多いですが、腕でストロークさせる写真のタイプの方が太い枝を伐ることが出来ます。
⇧ふと枝切りでザクッと切った後、手ノコで調整します。
⇧こちらは剪定後のレンギョウ。ヒトの背丈よりも高くなってしまっていて、周囲のワレモコウの日当たりが悪くなり弱ってきていたので、こちらもかなり切り詰めました。
⇧クズやアケビなどのツル植物が絡みついてしまっている場合は、大鎌(おおかま)が便利。本体の剪定前にまず、絡んでいるツル植物を切り刻みます。
⇧軽トラの荷台がまるで花器のようになってしまいました。軽トラはいろいろと可能性を秘めています。
⇧剪定前。
⇩剪定後。
結局、軽トラの荷台3台分の剪定枝が出ました。
風雨にさらしておくスペースがあれば、細枝や葉は腐葉土になるし、残った枝は焚きつけになります。