写真を探していたら、こんな写真を見つけてしまいました。
直線的な畝を作らず、部分的に土を盛り起伏をつけ、道はS字を基本とした柔らかいカーブの連続。
メインテナンス用の踏み石を兼ねて飛び石を配し、目地に苔を入れた延段のようなところもつくったりしていました。
目指していたのは「森のなかにポッカリと現れるエディブルガーデン」。
⇧そう言えば、こんなものも作ったなぁ。電話がコードレスフォーンのところが時代を感じます。でも、それでも当時は便利でした。
⇧廃アスファルトで作った延段。土極めで目地にはリッピアやタイム、オレガノなどを配しました。
⇧傾斜地を利用したロックガーデン風。この頃は据えた石の「天」がしっかり出ていたんだなぁ。
⇧圃場整備前で、周囲は森に囲まれていて、森を抜けるとポッカリと現れる秘密のひだまりガーデン、といった様相でした。ランドスケープデザインを仕事にしていた頃もあったのだけど、自分の庭だと好きなようにデザインできて嬉しかったなぁ。
一方いまは、畑7反、その他に、果樹園と林、それに田んぼがあって、農薬や除草剤を使わずに管理しているので、いつも時間に追われてしまっていて効率が最優先のような農的な暮らしになってしまっているけれど(知足からはほど遠い生活ですね)、(草刈りではなく草むしりで管理できるような)小さな畑だったらこんなやり方もオススメです。
ハーブ主体で起伏があり、パクチーの隣にキャベツが結球していたり、クリーピングタイムに縁取られてルバーブやサニーレタスが彩りを添えていたり。
でもまあ、この頃は農的とは別の手段でお金稼ぎをしていていまよりお金への依存度が高かったわけで、今の方がクルマの燃料や電気、暖房や給湯などエネルギーまで含めた自給率は高くなっていて、これはこれでこうした生活も楽しいからいいのだけれど。