Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


タマネギ(たまねぎ・玉ねぎ) 虫草農園流(その都度書き足すこと)

●タネまき

白州でも、9月5日頃がいいように思われる(似た気候の安曇野の吉田さんに教えていただいた)。
■追記■2021年11月13日
白州の場合、実はもっと早く蒔く必要があるようでした。地元の方たちは8月20日に蒔いていると娘の小学校の同級生が教えてくれたとのこと。そうでないと、定植の頃、鉛筆の太さにはならず、冬を越えられにものが多いとのことでした。
9月5日に蒔いたものは、きょう(11月13日)の時点でまだ細くて、ボールペンの芯くらいのものが多い感じ。肥料や育苗の手抜き(除草の手抜き)が関係するのかも知れませんが。

■追記■2022年8月12日
ほぼ同じ標高で、野菜づくりの名人である地元の山本さん(奥様)にお聞きしたところ、8月23日頃とのことで、路地でタネまきし、発芽するまで水を切らさないこと、そして発芽後は乾燥気味に育てる、というのがポイントとのことでした。発芽まではべたがけシートを被せているとのことでした。

市販のタネは多めに入っているので、少し早めから時期を少しずらして、2~3回に分けて蒔くといいようにも思います。
水やりを忘れずにできるのであれば、路地よりも箱まきの方が発芽率は高い感じ。

以下、タキイのページより
タマネギの花芽分化はグリーンバーナリゼーション型で、地際の茎の直径が10mmを超える太さの大苗が低温にさらされると、トウ立ちする性質があります。植え付けに適した苗の大きさは、直径5~6mm(鉛筆くらいの太さ)です。それより太いと春にトウ立ちしやすくなり、細すぎると霜で枯れたり、球が小さくなったりします。
適期にタネまきして順調に生育した場合、55日程度で植え付け適期の苗が仕上がります。適期を守れば、苗づくりの作業は難しくありません。
※グリーンバーナリゼーション型…植物体が一定の大きさのときに、一定の低温に一定期間遭遇することで、花芽分化する性質のこと。
https://shop.takii.co.jp/selection/onion1708.html

苗床は夏前に耕し、草の芽が出たら表面を耕す、を何度か繰り返すことで、表土にある雑草たちタネを発芽させておく。←種まき後の草取りが楽。
ただし、耕しすぎると、有機物が分解されすぎてしまうので注意。
安曇野の吉田さんは、溝を掘り、そこに播種し、播種したあとうっすらモミガラをかけて冠水しているとのこと。
新聞紙、藁、粉砕した草の葉で違いを試し中。

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発芽後(播種から5日くらい?)の取り忘れに注意すれば(2~3日だったら過ぎても曲がるけど直る)、新聞紙が土の水分の蒸発を防げていい感じ。
長ネギの場合は、濡れた新聞紙を突き破って出てきたことがあった。

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↑ラベルから左側半分が新聞紙を敷いた。右はライ麦の麦わら。麦わらからはライ麦がこぼれ、それが発芽してしまい、当初は玉ねぎの芽と似ていて大失敗だった。
発芽するまでは、水の入ったジョウロを近くにおいておいて、通りかかるたびに冠水、というのもいい感じだった。