●タネまき
白州でも、9月5日頃がいいように思われる(似た気候の安曇野の吉田さんに教えていただいた)。
■追記■2021年11月13日
白州の場合、実はもっと早く蒔く必要があるようでした。地元の方たちは8月20日に蒔いていると娘の小学校の同級生が教えてくれたとのこと。そうでないと、定植の頃、鉛筆の太さにはならず、冬を越えられにものが多いとのことでした。
9月5日に蒔いたものは、きょう(11月13日)の時点でまだ細くて、ボールペンの芯くらいのものが多い感じ。肥料や育苗の手抜き(除草の手抜き)が関係するのかも知れませんが。
■追記■2022年8月12日
ほぼ同じ標高で、野菜づくりの名人である地元の山本さん(奥様)にお聞きしたところ、8月23日頃とのことで、路地でタネまきし、発芽するまで水を切らさないこと、そして発芽後は乾燥気味に育てる、というのがポイントとのことでした。発芽まではべたがけシートを被せているとのことでした。
市販のタネは多めに入っているので、少し早めから時期を少しずらして、2~3回に分けて蒔くといいようにも思います。
水やりを忘れずにできるのであれば、路地よりも箱まきの方が発芽率は高い感じ。
以下、タキイのページより
タマネギの花芽分化はグリーンバーナリゼーション型※で、地際の茎の直径が10mmを超える太さの大苗が低温にさらされると、トウ立ちする性質があります。植え付けに適した苗の大きさは、直径5~6mm(鉛筆くらいの太さ)です。それより太いと春にトウ立ちしやすくなり、細すぎると霜で枯れたり、球が小さくなったりします。
適期にタネまきして順調に生育した場合、55日程度で植え付け適期の苗が仕上がります。適期を守れば、苗づくりの作業は難しくありません。
※グリーンバーナリゼーション型…植物体が一定の大きさのときに、一定の低温に一定期間遭遇することで、花芽分化する性質のこと。
https://shop.takii.co.jp/selection/onion1708.html
苗床は夏前に耕し、草の芽が出たら表面を耕す、を何度か繰り返すことで、表土にある雑草たちタネを発芽させておく。←種まき後の草取りが楽。
ただし、耕しすぎると、有機物が分解されすぎてしまうので注意。
安曇野の吉田さんは、溝を掘り、そこに播種し、播種したあとうっすらモミガラをかけて冠水しているとのこと。
新聞紙、藁、粉砕した草の葉で違いを試し中。
発芽後(播種から5日くらい?)の取り忘れに注意すれば(2~3日だったら過ぎても曲がるけど直る)、新聞紙が土の水分の蒸発を防げていい感じ。
長ネギの場合は、濡れた新聞紙を突き破って出てきたことがあった。
↑ラベルから左側半分が新聞紙を敷いた。右はライ麦の麦わら。麦わらからはライ麦がこぼれ、それが発芽してしまい、当初は玉ねぎの芽と似ていて大失敗だった。
発芽するまでは、水の入ったジョウロを近くにおいておいて、通りかかるたびに冠水、というのもいい感じだった。