できるだけ未熟な有機物が土中にない状態をつくること、これが無農薬&無化学肥料で稲を育てる際のポイントだと言われています(土の中に未熟な有機物があるとなぜか雑草が増殖しやすいらしい)。
それには分解しやすいように藁を切ってあげた方が良いと思われ、昨日、藁切り機と共に田んぼに藁切りに行ってきました。
⬆️濡れた藁の方が分解は早そうなのですが、藁が濡れているとローラーにかかった際、藁から腐敗臭の強い腐った水が絞り出されると同時に撒き散らされ、それを全身に浴びながらの作業になります。帰ってすぐにお風呂に入ったのだけれど、どこまにまだ臭いの分子がこびりついているのか、まだたまにあの懐かしい臭いがするのでした。
そしてなにより、藁切り機の調子がどうもよろしくない。
雨で田んぼには水が溜まっていて、藁が濡れていたのでカスが固体化しやすく詰まりやすい、ということもあったのですが、詰まってしまうことが多くて、時間はかかるし、詰まった藁の除去は危険な作業だったりもします(テンショナークラッチは二重に切ってはいるけどエンジンは止めていない……)。
そんなわけできょうは藁切り機の整備と修理をすることになりました(朝からはじめて結局、1日かかってしまった……)。なんとか、調子良くなったのですが、今度似た症状がでる頃には、すっかり忘れてしまっているだろうからそのため覚え書きです。
⬆️刃のクリアランスの調整はこの部分で行います。
でも、ブログにアップするにあたって写真をよく見たら、どうもこんな面倒なことをせずとも、テンショナーのロッドの部分でも調整が可能だったのかも。
溶接機を引っ張り出したついでに、たまっていた溶接モノを、溶接修理していたら、日は暮れはじめ、藁切り機の整備に、ほぼ一日かかってしまったのでした。