Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


備忘録「9月にやること」

■9月にやることリスト■
標高750m、山梨県白州町の場合。
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●タマネギのタネまき
9月5日頃がいいように思われる(似た気候の安曇野の吉田さんに教えていただいた)。
市販のタネは多めに入っているので、時期を少しずらして、2~3回に分けて蒔くといいと思う

詳しくはこちら。

タマネギ(玉ねぎ) 虫草農園流(その都度書き足します) - Blog「自給知足がおもしろい」

●根深系1本ネギのたねまき

タマネギよりも少し遅め、9月10日頃が良さそう(たしかこれも安曇野の吉田さん情報)。

●稲刈り

刈り取りのタイミングは、モミのついた穂の3分の2くらいが黄色くなった時点、と稲作の師匠でもある「おおえわかこ」さんに教えていただき、それを参考にしています。
農業書などには「早く刈りすぎると未熟粒が多くなり、収穫量が少なくなります。逆に、遅れると収穫量は増えますが、籾が熟れすぎて米の色や、つやが悪くなり、品質や食味が低下します」と脅すようなことが書かれているのですが、これも捉え方次第で虫草農園では、「早すぎる場合は収量は少なめだけど、凄く美味しいお米が収穫でき、諸事情で刈り取りが遅れてしまった場合はでも、収量が多くなる」と捉えるようにしています。

 

●稲刈りのタイミング 2021年9月24日、上原ダイスケさんに聞いたら、穂の茎は8分目くらいまで黄色くなったら、穂全体のモミで見る場合、8~9割黄色くなったら稲刈りのタイミングと習った、とのことでした。


アメリカセンダングサを刈る
ミツバチにとっては越冬用の蜜、そして赤い美しい花粉の供給元であり、大切にしたいところだけど、花を終え、タネが開いてしまうとかなり厄介なのでその前、9月20日くらいまでには(少なくとも人が歩く場所は)刈り取ってしまった方がいい。

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●秋蒔き草花の播種