完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


停電のときに電気自動車(あるいは満タンのガソリン車)を蓄電池(あるいは発電機)として使う方法。

伊勢湾台風以来という大型の台風が近づいている地域があるので、急ぎ、情報をアップします。
電気自動車(以下EV)があって、屋根に太陽光発電が載っている人は(ガソリン車でも満タンならしばらくは)、停電をある程度、凌ぐことができます。
電気自動車に乗っている人は、駆動用バッテリーから家庭用電源である交流100Vを取り出すためのパワーボックスという機械があることをご存知かもしれませんが、それらはなぜかとても高価で最近のアウトランダーEV用は税込20万円以上だったりします。
でも、高価なパワーボックスがなくても、EVから(あるいは満タンのガソリン車から)家庭用交流100V電源を取り出すことが可能です。

方法は簡単。インバーターという機械を手に入れればいいのです。
昔は、比較的容量が大きな正弦波インバーター(交流モーターを回転させたりする場合には正弦波がオススメ)はとても高価だったのですが、最近はたとえば800Wで使えるもの(モーター起動時などの突入電流に対しては2000Wまで対応)が1万円以下(税込、送料込み)で購入できたりします。



これをクルマの12Vバッテリー(EVの場合は補機用12Vバッテリー)に直接接続します。
この手の大容量インバーターは、シガプラグタイプの接続ではなく、バッテリーの端子に直接接続する必要があります(シガプラグ用の配線では細すぎて危険なので)。

ただこの状態で大量の電気を使ってしまうと、12Vバッテリーはすぐに上がってしまうのでガソリン車の場合はキーをひねってエンジンを掛けて発電機(オルタネーター)をまわしておく必要があります。

電気自動車EVの場合は、というと、こちらもキーはひねって置く必要があります。それによってEVは、駆動用の大容量のリチウムイオンバッテリーから、補機用の12VバッテリーにDCDCコンバーターにより電気が供給されます。音も排ガスもなしで、駆動用の大きなバッテリーに蓄えている電気を使うことが出来るのです。

このあたりの詳しい情報はこちら

tech.hippo-lab.com

を参考にして下さい。

さて、こうしてEVを大容量蓄電池(あるいはガソリン車をガソリン発電機)として使うことで、災害時に大切な通信情報機器が使え、うまくすると冷蔵庫のものも腐らせず棲むわけですが、こうした電源を、家庭内につなぐ方法も紹介しておきます。うまくやると、コードリールなどを使用せずとも家庭内のコンセントが使えるのです。

まず、オスオスのコードを用意します。次に家庭内のメインのブレーカー(漏電ブレーカーがオススメ)を落とし、オスオスのコードでどこか手近なコンセントと、正弦波インバーターとをつなぎます。普通の家だとこれで、半分くらいの室内コンセントがこれで使えるようになります。
オスオスコードに関する詳しい情報は、以下のブログの下の方に書いてある
電気自動車から家への給電に必要なオスオスコードについて■を参考にして下さい。

musikusanouen.hatenadiary.jp


ガソリン車の場合この方法では、エンジンについている発電機(オルタネーター)を使って電気を作っているので、燃料(ガソリン)がなくなってしまうとそこまでで電気はなくなってしまうのですが、屋根に太陽光発電パネルが載っている家の場合は、停電時もそれを使って電気自動車を充電することができ、晴れの日がつづきうまくやりくりするとエンドレスで電気を自給自足しながら使うことができたりします(ただし12Vの補機用バッテリーが傷む可能性があるのでその点には注意してください)。

系統と連結している(売電をしている)家にはパワコンという機械があるのですが、それには自立運転モード(通称、停電モード)というのがありそれを使います。自立運転側にスイッチを切り替えることで、パネルに太陽が当たっていればパワコンの側面(または底面)に付いている家庭用交流100Vコンセントが使えるようになるのです。そこから電気を使うだけだと夜、困るわけですが、そこに電気自動車の充電ケーブルをつなぎ、電気自動車を充電しながら使うことで、ソーラーパネルに太陽が当たっていない夜も、最初に紹介した方法で電気が使えることになります。
そのあたりの概要は以下のブログを参考にして下さい。

musikusanouen.hatenadiary.jp上のブログでは、中古のソーラーパネルを使用し、ギリギリの枚数で電気自動車を充電しているので、少ない電流値でも使える充電ケーブルが必要になっていますが、一般的な家庭のソーラー発電は3000~4000Wかなりのパネル量なので、純正のケーブルが使える可能性が高いように思います。

また、ソーラーパネルが屋根に載っていない場合、あるいは、災害で破損してしまったような場合で、大規模な長期間の停電が起こってしまった場合は、近くにある太陽光発電所を訪ね、電気自動車を充電させてもらえないか、連絡を取ってみることをオススメします。
昨年の千葉の災害時は、停電が長期化したのですが、停電で系統に流せないことから、太陽光発電所のオーナーが機転を聞かせて、パワコンの自立運転モード(停電モード)を開放していたところがあったことがニュースになっていました。

solarjournal.jp

送電網に高電圧で流し込むメガ発電所は別として、中小規模の太陽光発電所は、家庭用と同じパワコンを(複数)使っていてそれにはたいてい自立運転モードがついているのです。

https://solarjournal.jp/wp-content/uploads/2019/11/SJ_201911112_02.jpg
solarjournalより


もっと早く、気がついて記事を立ち上げておけばよかったのですが、大きな台風が近づいてきたギリギリになってしまいました。
正弦波の大容量インバーターは、ネットからでないと手に入れにくいですが、矩形波や疑似正弦波のインバーターであれば、自動車用品の量販店やホームセンターなどでも手に入ります。あとはオスオスのコード、あるいは、リールタイプの延長コード(ホームセンターで入手可)があれば、ある程度はしのげるのではないかと思います。

直前になると品切れになったり値段が上がったりすることもあるようなので、いまはまだ台風の直撃がなさそうな地域でもあらかじめ準備をしておくと良いかも知れません。