30m先を飛んでいるモンシロチョウとツマキチョウのメスを見分ける自信はあるのに(実は飛び方が微妙に違う)、5mくらいの至近距離を飛んでいたアサギマダラだと思っていた蝶が、近くの葉に止まったら、アカボシゴマダラだったことにショックを受けています。
そして改めてよく見てみると、在来種のゴマダラチョウとは異なり、アカボシはちょっとアサギ色系のマダラ模様なのです。
一度食べたことのある鳥の記憶力に頼るというタイプの毒蝶に擬態しているわけだけど、このあたりが普通の在来種のゴマダラチョウとは異なり、温暖化とともに北方拡散しながら急速に勢力を拡大している理由のひとつかもしれません。