明日5日の午前6時過ぎが新月。
そんなわけで、今シーズンの最後の冬期・新月伐採は、きょう4日の昼間しか残されていないのでした。
そんなこともあって、ちょっと焦っていたのかなぁ。
松、桑、コナラ、モミと倒し、桐の大木までを、午前中に伐りたいという焦りがあったのはたしか。
⇧鳥がタネを運んできたのでしょうか。最初は隣の桜の木より小さかったのに、あれよあれよという間に、あっという間に大木になってしまったのでした。
⇧途中の枝を落とすなどして、重心を倒したい方向に変更し、1本目は無事、成功。
そして問題は2本目でした。
焦っていたので写真はないのですが、ほぼ重心は真ん中だったので、ツルをしっかり残せば大丈夫だろう……と、安易に受け口を作り、追い口を切り始めたら、風に煽られ追い口を切っていたチェーンソーのバーが挟まれて動かなくなってしまったのでした。
娘に、絡んでいた極太のツルウメモドキを引っ張って木を支えてもらって置いて、クサビとハンマーを取りに行っていたそのときに、突然の突風。
間一髪、娘は下敷きにならずにすんだのですが、木は反対側に倒れてしまい、梅(南高梅)と、桜(駿河台匂い)の上に倒れてしまうと共に、挟まれていたチェーンソーが倒れた木の下敷きになってしまったのでした。
⇧下敷きになり土にめり込んでしまったハスクバーナーのチェーンソー。
ハスクを救出するため、慌ててマキタのコードレスで幹を分断しようとしたら、今度はこちらも挟まれてしまうという大失態。
⇧大木の場合は裏切り(この場合は上から)をしてから切らず、下から一気に追い込むか、裏切る場合もV字に受け口のように裏切らないと挟まれることを学習したのでした。
⇧完璧に挟まれてしまったマキタのコードレス。仕方なしに手ノコでV字を切り、そこにクサビを打ち込んで外しました。
⇧Before(伐採前)
⇧After(伐採後)。これで畑の日当たりも確保できました。
チェーンソー(ハスク)は幸いなことに、変形してしまったガイドをテキトーに鈑金したらどうにか使用に耐えられるくらいには復活し、全損は免れました(その後、なぜかエンジンOFFがデコンプでしかできなくなりました)。
伐採は思わぬ危険と隣合わせの作業。「慌てず焦らず、しっかり準備をしてから追い口を刻む」ということを心に誓った一日でした。