この秋はいろいろありましたが、どうにかきょう、稲刈りが終わりました。
とはいえかなりの部分は娘が刈ってくれました。
バインダーというひと昔前の機械を使って刈りました。調子がいいときには「ガチャン」という音とともに稲藁が結束されて放り出されるのですが、エンジンに力がないので、「ガチャン」と結束できず「ウッ」という音がして詰まってしまうことがあります。その場合はそれを瞬時に判断して走行を止め(のろのろしているとダメージが大きくなってしまいます)、走行ギアを一度ニュートラルにして負荷の少ない状態で結束だけに集中させ、エンジン全開で「ガチャン」とさせます。状況に応じて時には少しバックさせて下に草がないところまで移動させてから「ガチャン」を促したり、機械がオンボロな分、技術が要るのだけれど、悔しいことに若いと飲み込みが早い。また、結束ミスを察知するセンサーも敏感だったりします……。
ほぼ放任栽培ではあるけれど、気がつくといつのまにか成長していました、稲も、娘も。