Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


オオムラサキの幼虫って、実はとってもチャーミング!

 この冬、虫草農園のシンボルツリーであるエノキを剪定しました。そこで暮らしている虫たちの命の連鎖を断ち切らないように……と思いながらもかなり強めに剪定しました。とはいえ、春一番の芽吹きが遅くなってしまわないように、と、枝先を残して剪定したのですが、それが功を奏したのか、今年はオオムラサキの当たり年のようです。

 オオムラサキは越冬から覚めるタイミングがさまざまで、同じ時期にもさまざまなサイズの幼虫がいます。上の写真、令の異なる幼虫が3頭いるのが分かるでしょうか? オオムラサキは6令が終令で、手前と真ん中はたぶん5令、奥が終令と思われます。
 落ち葉に隠れている越冬幼虫。ついこの間までこんなに小さかったのです。

 あのオチビさんがここまで大きくなりました。
 そしてその顔は、実はとてもチャーミングだったりします。