この冬、虫草農園のシンボルツリーであるエノキを剪定しました。そこで暮らしている虫たちの命の連鎖を断ち切らないように……と思いながらもかなり強めに剪定しました。とはいえ、春一番の芽吹きが遅くなってしまわないように、と、枝先を残して剪定したのですが、それが功を奏したのか、今年はオオムラサキの当たり年のようです。
オオムラサキは越冬から覚めるタイミングがさまざまで、同じ時期にもさまざまなサイズの幼虫がいます。上の写真、令の異なる幼虫が3頭いるのが分かるでしょうか? オオムラサキは6令が終令で、手前と真ん中はたぶん5令、奥が終令と思われます。
落ち葉に隠れている越冬幼虫。ついこの間までこんなに小さかったのです。
あのオチビさんがここまで大きくなりました。
そしてその顔は、実はとてもチャーミングだったりします。