Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


久しぶりにトマトをいただきました!

 きょうは久しぶりにトマトをいただきました……。
昨年の秋、路地では冬を越すことのできないハーブたちを、鉢植えにしました。植えた当初はこんな感じ↓。植木鉢は小さなカートのタイヤを裏返し、取っ手は自動車のファンベルトを取り付けたもの(廃タイヤの植木鉢作り方はこちらをご覧ください)。中に入れる土は生ごみ堆肥が主体です。ところが、この生ごみ堆肥からトマトが発芽してしまったのでした。

で、ナスタチウムと共に、そのトマトはどんどん大きくなっていったのでした。

↑真ん中あたりにはバジルも育っているのですが、ナスタチウムとトマトに圧倒されています。

↑太陽の恵みは素晴らしい! 春になって外に出し、日に当てるようにしたら、ついに赤い実ができたのでした。

小さなトマトを三等分、家族三人でいただきます。昨年の11月以来、久しぶりのトマトだったからか、それぞれ「私が食べたところが一番おいしかった!」などと申しております。というわけで、タネとりしてみることになりました。形としてはマイクロトマトとアイコが混ざった感じ。新品種マイコ? 異種間雑種のF1ですが、うまく形質遺伝してくれるのだろうか? 以前、育てたプリンスメロンかぼちゃは、メロンのように生のデザートではおいしくないし、かといって煮物でも不思議な味でした。でもこれが自家採種の楽しみでもあります。はたしてどんなトマトができることやら……。