ATFの交換&オイルパンの清掃で、はたしてオートマの滑りは治るのだろうか?

天ぷら廃油ジープは車検切れ(商用車なので毎年車検なのです)。

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ハイブリッド?軽トラは二人乗り。

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ということで、家族3人以上で移動する際の頼みの綱が、セレナ(1994年式)……、

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だったのですが、このところエンジンは調子いいのにオートマが不調で、アクセルを踏んでもエンジンの回転数があがるだけで前に進んでくれない症状に悩まされていたのでした。
一度エンジンを切り、シフトレバーをリバースやパーキングに入れ、カチャカチャやってエンジンをかけ直すと治ったりするので、これまではどうにか家まではたどり着くことができたのですが、不調頻度がこのところ多く、道の駅への出荷もままならない状態。
天ぷら廃油への燃料系の改造は、これまでのノウハウを結集して作っただけにエンジンはすこぶる快調なのに無念。
リビルト品を使ったとしてもミッション交換は20万円オーバーコース。
車両の購入価格が10万円ちょっとだったことを思うと、どうしたものか? でも旧型セレナのこの形、意外と好きだし、はて、どうしよう……と、気をもんでいたのでした。

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↑三方弁のレバーにヒモをつなぎ、ヒモを引っ張って天ぷら廃油に切り替えるという原始的なやり方はこれまでと同じだけれど、三方弁の大きさをできるだけ大きくしたり、噴射ポンプと三方弁との距離を極力短くしたり、これまでやってきた天ぷら廃油化の集大成として作ったセレナの燃料配管(こちらもそのうち、別に紹介したいと思います)。


クルマに詳しい友達に相談すると、滑り出したオートマがATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)の交換で直ることはあまりないけれども、ミッションのオイルパンをあけて、見える範囲のフィルターなどを掃除をしてみる、というのはやってみる価値はあると思う、とのことでした。
ATFの交換は、下手に素人がやるとオリフィスを詰まらせてしまうので素人はやらない方がいい、という人もいるし、それはATFチェンジャー屋の商売文句、という人もいて真相は分からないけれども、どの道、この状態ではまともに走れないのだからダメモトで、やってみることにしました。

 セレナの場合、ジャッキアップしなくてもどうにか車の下に潜れるのですが、クルマの底と顔とのスキマはギリギリで動きにくく狭い空間での作業になります。
潜って確認すると幸いなことにミッションのオイルパンにもドレンコックが付いていました。まずはそこからオイルパンに溜まっているATFを抜くことに。ドレンをあけてしばらく放置し、フルードを十分に抜いた後、安心してオイルパン外しにかかったのですが、オイルパンにまだかなりの量のフルードが残っていたようで、オイルパンが外れると同時にATFがあふれ、それを顔に浴びたのでした。慌てて顔を横にしたら耳の中にたれるし、ああ……。
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↑こうして床にこぼれてしまった油脂類は、ウエスでザーッと拭き取った後、花粉症の季節に使った比較的きれいなティッシュペーパー?を上に載せ、足のかかとでガンガン踏むとティッシュ側に移行してかなりきれいに除去できます(花粉症のときにでる大量のティッシュも一度で捨ててはいけません(笑))。


ということで、抜いたフルードは濾紙でこして再使用しようと思っていたのに、かなりの量をこぼしてしまったので、急きょ新品が必要になってしまい、あわててネットでATFをポチったのでした。結局すぐには届かず到着まで数日間、このまま。
そして、外れたオイルパンはこんな感じでした。

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透明度のある赤だったはずのATFは、モリブデン入りのエンジンオイルのようなネットリした黒に近いグレー。金属粉が多いためか鏡のように光を反射します。
そして写真の左側になる丸いものが摩耗によって生じた金属粉を集めるためのマグネットキャッチ。
拡大するとこんな感じでした。

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金属摩耗粉がグッチャリ。これを掃除しました。

ミッション本体側にも金属メッシュのフィルターが合ったのでこちらもブラシを使って掃除。

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↑フルードがタレそうになっている部分が金属メッシュのフィルター。

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↑ケース状のフィルターもあったのでこれも取り外して清掃。

数日後、ネットショップから購入したATFが届いたので、さて、ATFを入れようと注ぎ口を探したのですが、どうにも見つかりません。
若い頃、エンジンオイルの交換を初めてやったときのこと。オイルを入れるにあたって、レベルゲージのあの細い穴から苦労してオイルを入れたという苦い経験がトラウマになっているので、必死に探したのですが見つかりません。
仕方なく友達に聞いたところ、ATFはレベルゲージの穴から入れるのが普通、とのこと。
レベルゲージのあの細い穴へこぼさずに入れられるようにペットボトルを改造し、注入用のジョウゴを作りました。

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↑蓋の部分に穴をあけ、タップを切ってOリングを漬けたタケノコホース口をねじ込みます。そしてここにホースを延長し、ATFレベルゲージの穴に差し込みます。

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↑新品のATFは、ストロベリーシロップのような透明度のある赤でした。

しかしこぼした量が多すぎたのか、新品4リットルを追加しただけでは足りず、使い古しのフルードを濾して使うことに。

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↑濾紙は(新品の)ティッシュペーパー。間違ってもトイレットペーパーを使ってはいけません(溶け落ちます)。

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ティッシュの汚れはこんな感じでした。左のゴロッとしたものはそのあたりにあったマグネット。鉄粉はマグネットに付くという寸法。


その後、祈るような気持ちで走り出したところ、完全に治ったわけではないけれど、オートマが滑ってしまう回数は明らかに減ってきました。
さらに先日、サルナシ&ヤマブドウの収穫ドライブで珍しく70㎞ほども走ったのですが、一度のトラブルに見舞われることなく帰ってくることができました。

このまま治ってくれると最高にうれしいのですが、もうしばらく様子を見てみようと思います。