都会では、あいにくの雨……、かもしれませんが、ここ八ヶ岳では恵みの雨。もしかしたらあと1回くらい雪が降ることがあるかもしれないけれども、今回の雨は明らかに春の雨、恵みの雨でした。
キノコという秋を連想する人が多いと思うけど、実はシイタケの旬は春だったりします。ほかにもアミガサダケなど、春には春ならではの美味しいキノコがいくつかあります。
この雨で肉厚な美味しいシイタケが傘を膨らませてくれました。さっそく、バターソテーでいただきました。
カンゾウもちょうど食べごろのサイズに。
群落の混みいったところから間引いていただきます。奥のボールはビニールトンネルの中でどうにか冬越ししたレタス各種。
木の芽も(サンショの芽)も、いまが食べごろ。
林床ではウコギがもう、芽をふくらませていました。徒長枝についた大きな芽はこの頃が一番美味しい時期だったりもします。
整枝剪定を兼ね、枝ごと収穫してきて家の中で芽を外します。
夕食には、春の恵みの数々を、ありがたくいただきました。雑木林の恵みに助けてもらい、自然に生かしてもらっていることを実感させられた春の宵でした。