Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


波瀾万丈……天ぷら廃油ジープのその後。

 新品のガスケットだからと、安心して液ガスを塗らずに組んだら、排気がジャジャ漏れでガレージ内で発煙筒を焚いたようになってしまったり……、

↑写真は、半日がかりで組んだエキゾーストのフロントパイプを再び外し、ガスケットに排気用高温型液体ガスケットを塗布して、ガレージの片隅で乾かしているところ……匂いにつられてオオムラサキが止まりそうでハラハラでした。


 かと思えば、いままで使っていたラジエターに比べたら雲泥の差、素晴らしく程度のいいラジエターだからこれなら大丈夫!と勝手に思い込み、譲ってくれた斉藤さんの忠告を聞かずに組んだら、冷却水がジャジャ漏れしたり……、

 やったー、掛かった!!!と思い、浮かれていたら、エンジンの下に、黒い水たまりができていたり……、

 その後も、いろいろありましたが、換装したエンジン、どうにかついに息を吹き返しました! 

 みなさん、それぞれにお忙しいのに、こんな辺鄙なところにまで来ていただき、あるいは郵送で資料を送ってくれたり、お手伝いいただいたみなさんのおかげです。本当に、本当に、ありがとうございました!
 エンジンを載せ替えている間に車検が切れてしまったので、いまは車検のための整備中(ズタズタに切れてしまっていたナックルアームのブーツをジャガーの革で作ったり……)。

 まるでトラックのようにぶっといジープのペラシャフトを娘が取り付けてしまった事件(しかも4駆なので前後2個もある)や、足りないガスケットを発泡酒のアルミ缶で作る方法などを含めエンジン換装の模様を、次号のオールドタイマー誌でカラー4ページを使って紹介させていただけることになりました(その分、54Bレストア雑記は2ページになります)。乞うご期待。原稿締め切りまでにはどうにか車検を取りたいと画策中です。
このジープのエンジン載せ替えには、本当にたくさんの方のお力添えをいただきました。心から感謝しています。ありがとうございます。