天ぷら廃油(を車の燃料として使う)仲間のロクローさんから、京都で「NONベクレル食堂」を始めました!、という知らせをいただきました。
「NONベクレル食堂」には、分厚い鉛で覆われた高価な測定器が置かれています。しかしこの測定器は、「これはダメ、あれもベクレている……」と、ダメだしをするためのものではないのです。
ちゃんとに検査することでいいものをちゃんとに消費させてもらおう、という発想で設置された測定器なのです。ひとつひとつの食材をしっかりと測定することで、現状では「安全かどうか分からない……」ということによって被害を受けてしまっている生産者の方たちを守りたい、という発想で設置されていて、そこに感動しました。
ことによると福島にこそ欲しいのがこうしたNONベクレル食堂なのではないのだろうか? それぞれに事情があり、避難したくてもできない方たちがたくさんいて、そうした人たちのためにもなるし、無差別に被害を受けてしまっている生産者の方たちのためにもなるように思えます。
同じく天ぷら廃油仲間である山田周生さんが、実際にNONベクレル食堂を訪ね、そのときの様子をブログで紹介されています。それがまた素敵なので、ぜひこちらをご覧いただければと思います。
写真は、山田周生さんのBiodiesel Adventure comより転載させていただきました。
http://non-bq-shokudou.com/
↑「NONベクレル食堂」のウエップサイト
http://space.rgr.jp/bio/2012/10/post-937.html
↑「NONベクレル食堂」を紹介している山田周生さんのブログのURL