「TULONG(=HELP)」
エコアートプロジェクトに展示されたフィリピンのアーティストRommel Pidazoの作品。「自然災害に対する降伏と敗北の受容」をイメージしたものとのこと。混沌としたモノで形作られた足のないヒトのレリーフ。フィリピンを襲い恐ろしい被害を起こした台風「オンドイ」に触発されて制作されたものとのこと。ぜひこれを日本に展示して欲しいとのことで今回は作品のみ日本に運ばれてきた。おどろおどろしさの中にあって、フィリピンのヒトたちの根底にある優しさのようなものを、なぜか感じた。