完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


(覚書) 切る予定のオオブタクサは8月中旬までに切り倒すこと!

この時期になると、草はみるみる成長し、ヒトの背丈よりも高くなってしまった草たちを刈り払うこともあったりします。

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⇧この状態でこのオオブタクサは草丈は3~4mくらい。枝先を少し残して側枝を落とすと、高所の蜘蛛の巣を取り払う棒として軽くて便利なのですが(茎の中が発泡材のようでモノコック構造なのです)、とはいえ、こんにたくさんはいらないので、いまのうちにバッサバッサと切り倒したいところなのでした。


1年草なのにガンガン大きくなるオオブタクサ。
ミツバチたちにとってはありがたいことなのかも知れませんが(でも吸蜜している姿はいまのところ見たことはありませんが)、8月下旬になるとオオブタクサは大量の花粉をつけるのでした。
そんなわけで8月の下旬、オオブタクサを刈り払うと、上空から花粉が降り注ぎ、雰囲気を黄色く染めるのでした。

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⇧この状態であればなんとかOK。まだ花粉ができていません。

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⇧こうなってしまうともう手遅れ。刈り払おうとすると、空からは黄色い雨が降り注ぎます。周囲も、黄色いフォグランプで照らし出された霧深いときの箱根の山道のようになってしまうのでした。
そしてこれだけ大量の花粉を吸ってしまうと、花粉症になるのは時間の問題。春だけでなく、夏や秋も花粉症というのはつらいのです。

 

そしてもうひとつ、秋の花粉症原因花粉として有名なのはカナムグラ。キタテハの食草なので虫草農園としては、全滅はさせないのですが、カボチャ畑やタラノキなどに絡んだカナムグラは取るようにしています。またカナムグラは風媒花として知れれていますが、ニホンミツバチも吸蜜に訪れます。

そしてその取り除きのベストタイミングがいま(8月下旬)なのでした。
カナムグラやクズなどのツル性雑草は、大鎌をナギナタのようにして振り回し、木っ端微塵に切り刻む方法も若い人だったらいいのかもしれませんが、中年以上がこれを夏やると熱中症で倒れます。医療関係者の負担が大きなこの大変なときに救急車のお世話になることは極力させたいので、ここはもっとクレバーな方法で除草します。

蔓を持って小刻みに揺らすと、どのあたりに根本があるか、見つかるのです。
覚えてしまうとカナムグラの根本は独特の風貌で、目に付きやすくなります。
ときにより小指くらいの太い根本が見つかるとそれは至福の瞬間。周囲のカナムグラが一網打尽、ゴッソリ取れる証しでもあるのでした。

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⇧根本を見つけて引っ張るとこんな感じで、まさに芋づる式で取り除くことができます。

ただし注意してほしいのは、カナムグラの茎は紙やすりのようになっていて、それが素肌にこすれるとミミズ腫れができるのです(もしかしたらなんらかのアルカロイドも出ているのかも)。そんなわけで、この作業をするときには、長袖で手には厚手の革手袋をつける必要があります。
もうひとつ、鬱蒼と茂った草の根元付近には、ヘビが休憩していることもあります。不幸な事故にならないためにも、この種の作業では厚手の革手と長袖、それに長靴は必須。
もっとも自然相手の作業は、どんな場合でも真剣勝負。神経を取り澄まし、気を入れてやる必要があるのでした。
草の下にはこんなのが潜んでいることもあるのです。

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⇧美しい文様なのだけれど、何度見てもドキリとしてしまいます。