完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


石油発動機

昔々、ガソリンをキツケとして石油(灯油)で動く、電気点火タイプのエンジンがありました。石油発動機、通称、石発と呼ばれる発動機(エンジン)です。SVOの場合も、エンジンが温まるまで軽油で走らせるという2タンク方式がありますが、それと似て燃料タンクがガソリン用と石油用と二種類あったりします。
でも、天ぷら廃油で走るSVOがディーゼルエンジンなのに対して、石発は点火プラグのあるガソリンタイプのエンジンなのです。しかもこれらのティラー(耕運機)はリヤにリヤカーをつけて「灯油で」公道を走っていたのだから、のどかな時代だったともいえます。石発が小型特殊車両として、認可が取れているというのは、ある意味、我々にとってはとてもありがたい「前例」だったりします。
もしも、灯油ではなく、軽油を前提に認可されたとしたら、石発を天ぷら廃油で動かせる可能性が高く、圧縮を下げるなどの加工を行なえば、ベースはガソリンエンジンのまま、天ぷら廃油で走る軽トラックが作れたりしないか?などと、夢だけはどんどん広がるのですが……。

↑これが石発の積まれた耕運機、一般にテーラーと呼ばれるが、正式には耕すという意味のティラーではないかと思う。

↑燃料タンクは、ガソリンと灯油をそれぞれ別に入れるため、キャップがふたつある。燃料フィルターも別々にふたつ、付いていたりする……そのあたりもちょいと良心的。

林の縁のあたりにオブジェのように置いてあるので勝手に見学してください。