化石燃料を使わない実用車、ということで娘がかねてから欲しがっていたディーゼルテーラー。地元集落の山本さんから連結するトレーラーをいただき、そしてOT読者の小口さんから、ディーゼルティラー(耕うん機)をいただき、ついに動き始めました!
ロータリーが外れなかったり、トレーラーとティラーの接続がうまく行かなかったり、トレーラーのブレーキが固着していたり……、問題も少なからずあったのですが、多くの人の善意に支えられ、ギブ&ギブンでテーラーが動き始めました。
↑一段と鮮やかなオレンジの部分。この部分は本来プラスチック製だったのですが、破損していて、それを小口さんが鈑金し溶接して、金属で作ってくれたのでした。当初はロータリー部分がはずれず苦戦したのですが、ロータリー部の遊びを詰めるセットボルトを緩めたらロータリーははずれました。
でも、トレーラーとティラーを連結する部品がなくて困っていたのですが、それも小口さんが高校生の頃、乗っていたというテーラーの部品を外して譲っていただいてしまったのでした。ホント、なにからなにまでかたじけない。
↑で、どうにか形になったディーゼルテーラー。レバーをひいてデコンプを作動させ、その状態でクランク棒をグルグル回し、勢いのついたところでデコンプをはずすと、見事に、ポンポンポンという400㏄単気筒ディーゼルエンジンは目覚めたのでした。
↑テーラーはトレーラーなので、バックが難しい……。
でも少ししたら、こんな感じ……。若者は覚えが早いのです。
まだエンジンは純正のままで、化石燃料仕様ではあるけれど、今後、天ぷら廃油仕様に改造し、田んぼへの通勤快適号として使用する予定とのこと。荷台が低いから、管理機やバインダーを運んだりするのにも便利そうで楽しそう……。
山本さん、小口さん、ありがとうございます!