Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


八ヶ岳の日


 ほぼ毎日、目にしていて見慣れた八ヶ岳ですが、それでも一年に何回か、ハッとさせられるくらい美しい日があります。そしてきょうがその日でした。

 きょうは、突然用事ができて、隣町まで行くことになりました。雪が消えたので天ぷら油ジープ始動です。というのも、バタバタしていてジープはまだスタッドレスに履き替えていないのでした。

 今のクルマから比べると、壊れているのではないか?と思うくらいに重いパワーユースステアリングですが、でもどうにかハタチの娘が乗りこなしています……。

 三が日、いろいろあったようで、動物病院は犬やネコやウサギで満員。でもここの病院は、ゆったりと日なたぼっこしながら待つスペースがあります。おかげで久しぶりにゆっくりと本を読む時間ができました。
 このところ、毎日のように我が家にキツネがやってきて、犬のテリトリーに糞をしていきます。そのため目を離すと犬はそれを体になすりつけたり、食べてしまったりするのです。そのせいか、体をかゆがりだし、疥癬(かいせん)が移ってしまったのではないかと心配になって、動物病院で診てもらいにやってきたのでした。疥癬を媒介するダニを殺す飲み薬と、ステロイド剤を処方してもらいました。

 隣町の富士見町(長野県)にはショッピングセンターがあって、そこには本屋さんがあったりします。私たちの住む白州町には(和書を扱う)本屋さんがないのです(洋書屋さんはあったりします)。我が家の西隣りも北隣も作家さんで、作家やライターの人口密度はかなり高いのですが……。
 そして、富士見の本屋さんはそのすぐ裏が八ヶ岳だったりします。たった20分走っただけなのですが、八ヶ岳の見え方はガラッと変わります。