今年の新作「栗虫ようかん」じゃなかった「栗蒸しようかん」。でも、きょう稲刈りを手伝ってくれた高校生のかわいい女の子は、クリシギゾウムシの幼虫(うじ虫)を見つけたので「これ、食べれるんだよ」と言ったら「ぜひ食べてみたい」と驚くくらいに好奇心旺盛な素敵な子でした。さすがは自森生。そういえば、このところ朝日新聞で自由の森の生徒のことが紹介されています。興味のある方は、ぜひ。
でも、シンプルながら侮れない美味しさなのが、焼き栗。生の栗の底の部分に植木ばさみで切れ目をいれ、ぬかくどの上にダッヂオーブンをかけ、ときどきかき混ぜるだけ。
とはいえ、定番の美味しさは、やっぱり栗あんのお菓子。栗あんはゆで栗を半分に割り、スプーンで中身を掻き出すだけなので(栗の皮をむかずにすむので)、栗がたくさんあるときの栗のいただき方としてオススメです。
その栗あんにバターとミルクと砂糖を加えて混ぜ、細い口から搾り出したのがモンブラン。渋皮煮なんかと比べると、たぶんこちらの方が簡単(渋皮煮は渋皮が少しでも破れてしまうと液が濁ってしまって保存がなかなか難しい)。モンブランは、バニラアイスと組み合わせるととても美味しいことを発見。毎年、ちょっとずつだけど、栗との付き合い方も変わっていきます。