Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ドラム缶回転式コンポストトイレ3 作り方編

ブログに書きとめておきたいことはたくさんあるのだけれど、地給知足的な生活は毎日毎日、面白いことが次から次へと勃発するので、どうも記録が後手後手になってしまいます。きょうも、キッチンのシンク下の配管がパンクし、それを直すのにてんてこ舞い。い…

シリアの首都、ダマスカスの夜景

いまからちょうど10年前の2003年、イラク戦争が始まる直前のこと。バグダッドの高校生と自由の森の高校生とがビデオレターを使って話し合う(スカイプなんてものはまだなかった)という授業をその頃ジモリの教員だった中本さんがやっていて、それを筑紫哲…

もしかしたら、鋳鉄かまどは日本製のウッドガスストーブ?

ススキの間にワレモコウが咲き、銀色の折り紙が舞うようにウラギンシジミが(犬の糞のまわりを)飛びまわるようになりました。八ヶ岳山麓はもうすっかり秋です。秋にはなぜか焚き火の臭いが似合います。ということで、秋は火遊びがしたくなる季節。 なんだかネ…

汚染水の問題、そしてフクイチの現況、かなり深刻なようです。

かなりあっさりと報道されていて、それほど深刻なことではないように受け止める人が多いようだけど、レベル3の放射性物質の流出(広島原爆が撒き散らし放射性物質の量とほぼ同規模)は予想以上に深刻な事態であるように思います。 これがすでに終わったことだ…

ペール缶ぬかくど、改良型のスペック

きのう紹介したペール缶ぬかくどの詳しいスペックを知りたいとの問い合わせをいただいたので測定してみました。ただし、今回ここで紹介するのはとりあえずの「いい加減」というだけであってこれがベストというわけではありません。さらに改良を加え、より使…

ペール缶ぬかくど、改良型

これまで使ってきたペール缶ぬかくどが壊れてしまったので(このところの酷使に耐え切れず底が抜けてしまったので)、新調することにしました。 どうせ作るのなら……と、いままでのものと違うことをやってみたくなり、穴の数をかなり少なめにしてみました。中筒…

残コンの残コン

生コンの打設で難しいのは、どのくらいの量の生コンを注文したらいいのか?ということ。多すぎる場合は、まあ、いいのですが、足りないと非常に困るので、プロの職人さんたちは、少し多めに生コンを発注します。 生コンの発注は普通0.25立米刻みだから、たと…

生コン打設 ポンプ車を使わない方法

一般的にはプロは生コンを打設する際、ポンプ車と呼ばれる特殊な車両を使用するようです。原発事故で一躍有名になってしまったあのキリンのようなブームを持った車両がポンプ車。ブームに沿ったパイプ内を生コンが圧送され、パイプの先端から噴出させるとい…

きょうから三日、土用干し

ありがたいことに……、寒暖計がなくても、体温計があれば気温が測れるくらいに、白州も暖かくなってきました。焼け付くような日差しは人にとってはきついけれど、梅干を作るうえではありがたい存在。というわけでも、我が家もきょうから3日、梅干しを土用干…

プロフェッショナルな仕事、箒引きと金ごて仕上げ

やっと仕事(原稿書き)がひと段落しました。その間にも、風の森の家作りはどんどん進んでいくし、さまざまなことがあったのだけれど、それらをどんどん忘れてしまうので、備忘録として印象的だったことを順次、紹介させていただこうと思います。 で、まず最初…

長崎市長、田上富久氏による長崎平和宣言

若い世代の方々に向けた長崎市長の平和宣言……、 皆さんは、被爆者の声を聞いたことがありますか。なぜ被爆者は身を削りながら核兵器廃絶を訴え続けるのか?考えたことがありますか? あなた方は被爆者の声を直接聞くことができる最後の世代です。というこの…

ならずもの国家とその指導者たち

イラクや北朝鮮に対して「ならずもの国家(Rogue State)」と言うことば使ったのはブッシュだけど、この表をみていると、なんだか、「ならずもの国家」と「平和を希求する国々」との対比図のようにも見えてきます。 驚いたことに、ことしの4月に開かれた核不拡…

宇宙に思いを馳せる夜

音の途中で音程が変わるタブラ・バヤンの独特の響きの中、エメラルドグリーンの水の流れのようなオーロラが出現したのでした。白州の五風十雨農場で行われた夜のお祭り、夜が更けるに連れてより幻想的な空間になったのでした。 奥の光はすべてキャンドル。月…