今年はじめて打った、ムキタケがありがたくも発生してくれました。
ムキタケは「山のフカヒレ」などとも言われています。
名前の通り、表面の皮をむいてからいただくことが多く、皮を向いたあとの肉はゼラチン質で、独特の旨味もあり、まさに山のフカヒレ。
⇧きのこには珍しいトロ~リとしたゼラチン質で、中華系のダシが
オガ菌ベースでいろいろやってみましたが、樹種を選べば、長木でも短木でも出ました。
⇧こちらは短木栽培。オガ菌にチェーンソーで切ったときのチップと米ぬかを混ぜたものを短木2つでサンドイッチし、合わせ目にビニールラップを巻いて刈り伏せしました。
⇧こちらは長木栽培。ほだ木に穴をあけ、そこにオガ菌をかさ増しせずに打ちました。どちらも今年の早春に打ったのですが、秋には発生してくれました。
⇧ただ、樹種によってはまったく発生する気配のないものもあり(もしかしたら醸すのに時間がかかっているだけで来年出るかもしれないのだけれど)、クルミはいい感じですぐに出てくれたのですが、コナラやクヌギは少なくとも一年目の秋には出ませんでした。
クルミの大木が手に入ったようなときには、ムキタケの植菌、良さそうです。