ハヤトウリ=千成りひょうたん=サヨーテ

 外国産果物の段ボール箱をスーパーマーケットからもらってきて、根菜類の保存箱として使っています。日本の段ボールと違って、外国の農産物の段ボール箱はデザインが美しく部屋に置いておいても目障りにはならない上に、通気性に優れ、野菜類を保管する上でかなり機能的だったりするのでした。
 そんな根菜類のストック場所が洗面台の前にあって、段ボールがタワーのように積み重ねられています。
中に入っているのはてっきり、ジャガイモだと思っていたら、どうも違うみたい。

ハヤトウリは、たくさん実ることから「センナリ」などとも呼ばれ、日本ではあまり人気がないようなのだけど、フィリピンではサヨーテという名前で呼ばれていて、とてもポピュラーな野菜とのことです。
↑こんな感じで洋梨のような美しい緑の果実が実ります。

↑キュウリを押しのけ、キュウリの支柱を占領し、それでも足りなくて、虫草農園のシンボルツリーであるエノキに這い登るハヤトウリ。


 ときどきイベントなどでフィリピンの家庭料理として屋台出店させてもらっているチキンティノーラにも欠かせない野菜。

↑奇跡の植物などとも呼ばれるマルンガイ(=モリンガ)(ピカレからもらったタネが発芽して育った)の葉とフィリピンの魚醤「パティス」で味付けされたチキンティノーラ。ハヤトウリの若芽も入っています。

↑フィリピンの家庭料理で、優しい味の汁かけご飯。緑色の大根のような具がサヨーテです。

レシピの検索は「ハヤトウリ」より「サヨーテ」の方がエスニックなレシピがいろいろヒットして正解のように思います。

こちらはサヨーテ入りのポテトサラダ。
このあと、芽が出た果実は、土を入れた鉢の上で春まで室内で保管し(根も出ます)、暖かくなったら露地植えにしてあげると、猛烈な生命力で成長し、千個とまではいかないけれどもたくさんの実を着けてくれます。
収穫した実は冷暗所におけば日持ちもいいし、ジャガイモや白菜、大根などと共に我が家では、冬にいただくことのできるとってはありがたい果実なのでした。