完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


太陽熱温水器の小改造

 凍結防止帯なしでも、快調に稼働してくれている真空管タイプの太陽熱温水器なのですが、年が明け、八ヶ岳オロシが厳しくなってくると、加温全く必要なし、というほどには水温があがらなくなってきてしまったのでした。

 晴れていても40度オーバーがやっと。お風呂にお湯を落とすと、25度くらいまで温度が下がってしまうので、ボイラーでの加温が必要になってしまうのです。まあ、いまが一番、寒さの厳しい時期なわけで、これでも化石燃料の消費節約に貢献してくれているわけではありますが。
 ただ、厳冬期はボイラーの燃料に天ぷら廃油を混ぜる量を増やせないので(夏は半分天ぷら廃油を混ぜても大丈夫ですが、冬は寒くて粘度があがってしまうので1割くらいが限界……それでもあの灯油臭い排気臭はなくなります)なので、できればもう少し太陽熱温水器に頑張ってもらいたいところなのでした。
 そこで兼ねてから試してみたいと思っていた裏技を試してみることにしました。

 これは建築家の石崎さんから教えてもらった方法。真空管の裏側に反射シートを貼る、という方法です。八ヶ岳オロシの吹き下ろす中、さとみさんに手伝ってもらってアルミの反射シートを貼ります。

 最初に貼ったのは、断熱の発泡シートの上にアルミ箔が貼られたようなタイプの遮熱保温材。

 隣の市まで出かけ100円ショップから購入。北杜市にはいまのところ100円ショップがないのです。ということで値段は180×90cmのシートが108円でした。
これをOPPテープ(溶融押出成型のポリプロピレン製テープ=50m巻89円と格安)でフレームに貼り付けました。かなりいい加減!

 続いて下側に貼ったのは、コンパクトに収納できる防災&レスキュー用のアルミブランケット。かなり薄いのですがサイズは210×130cmで、白い発泡剤で裏打ちされたアルミシートよりもサイズでは優っていました。

 とはいえ、かなり薄いので強い風の中だとすぐに破れてしまうのではないか?と心配していたのですが、いまのところ意外と丈夫。この種のシート(ブランケット)、以前は1000円近くしたのに、このエマージェンシー用保温シートも100円ショップから調達することができました。つまりは108円。百均恐るべし。

 裏側から見るとこんな感じ。2種類のアルミシートでどちらが強いか耐久性もテストをしてみたいと思っています。

 で、効果はどうだったか? というと、これが予想以上で驚かされまたのでした。
午前中10時過ぎに施工したのですが、午後1時過ぎにはタンク内温度は50度Cを突破。
夕方には54度Cまで上昇していました。

 その後も、午後9時の時点で外気温は氷点下3.6度なのに、タンク内の湯温は52度。
太陽光の反射だけではなく、季節風=八ヶ岳オロシの遮断効果も大きいのかもしれません。予想以上に効果的で、真空管タイプの太陽熱温水器を使用されている方にはかなりオススメの改造のように思います。

■追記2018年12月16日■
 裏に貼ったアルミシートですが、どちらも耐久性は1年前後でした。ひと冬は持つけど、ふた冬は厳しい感じです。どちらかというと裏に発泡材の付いたもののほうが破れにくい感じですが、シートだけでなく、裏を薄板やプラダンなどで補強してあげると耐久性はよりあがりそうです。