完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


あさひでい③ キミは、かきキュウリを見たか?

はい! 私は見ました。そして食べました、かきキュウリ。

あさひでい②からの続きです。
 たゆまぬ努力と研究を重ね、苦節3年、ようやく完成したと言われる「
かきキュウリ」。
 のぼり旗の前には、木桶に入れられた採れたてキュウリが冷やされていたのでした。

 かき氷の機械に、氷の代わりによく冷えたキュウリを縦に突っ込み、かき氷のように氷かきのハンドルを回転させて作る、かき氷のサラダバージョンなのでした。

 ポイントはこれ、青竹のお皿です。

 青竹のお皿に採れたての瑞々しいレタスを敷いて、こんな風に盛り付けられます。タレはごま風味の美味しいドレッシングでした。



 で、別のブースでは、ロケットストーブの上に、ことこととなにやら怪しげなスープが煮込まれていたのでした。
 袋の中身は、乾燥させたマリーゴールドの花びらだそうです。

 こちらでは、ロケットストーブを使った草木染めのワークショップが行われていたのでした。頭にかぶりやすいように縫製された白い布をたくさん持ってきてくれていたのでした。

 なかのあやさん、この人がまた素敵な人なんだなぁ(ぶどう色のエプロンの方)。初めてお会いしたのは白州のマルシェで、安曇野からいらしてウッドガスストーブのワークショップをやってくれていたのでした。

↑これがあやさんのウッドガスストーブ。100円ショップで手に入れることのできる花台をアレンジし、風防を備えた機能的なモデルで、トシさんのとはまた違った女性らしいやわらかな感じのストーブなのでした。

 そして素晴らしいのがこれ。

 穴を開ける位置などを印した型紙が用意されていたのでした。さすが。
 で、今回は、ロケットストーブを使った草木染めなのでした。しかもこのロケットストーブも彼女が自作したもので、改良を加えた2台目とのこと。
 本場韓国の「私はストーブだ!」で印象的だったのは、自作ストーブのイベントに女性が多く参加されていたことだったのですが、こうしてみると日本も負けてないなぁ。


 さて、さきほどのマリーゴールドです。ミョウバンを媒染剤にして染めると、鮮やかな黄色に染まるのでした。

↑そしてこれは、さらに酸化鉄をくわえ、モスグリーン系に移行させたもの。二種類の媒染剤を使って、色味を変える方法があるということをこのとき初めて知ったのでした。

↑沢を渡る気持のいい風に晒して、乾燥させます。
奥の茶色はクルミの果皮だそうです。


 そしてこちらはまた別のブース。鼻笛です。
穴はひとつのとてもシンプルな構造の笛なのに、メロディを奏でることができるという不思議な楽器でした。鼻で吹くのですが、口を共鳴管として使い、その形状を変えることで音律を刻むことができるようです。

↑ボブマリーの曲を中心に、やわらかな心地いい音で、このイベントの優しい雰囲気を盛り上げてくれていました。
 最後に、もうひとつ。これも忘れることのできない光景でした。

↑この看板、素敵でしょ。

 そしてたくさんの美味しそうな野菜たち。

 それらをこの大きな木製バーベキューコンロで焼いて食べることができるという寸法。
 競争のない、どこまでも平和な空間なのです。

 訪れたみんなが、なんだか優しい気持ちになれるこんなイベントが、お休みの日には日本中で、いや世界中で行われている……そんな日が早く訪れますように!