あさひでい③ キミは、かきキュウリを見たか?

はい! 私は見ました。そして食べました、かきキュウリ。

あさひでい②からの続きです。
 たゆまぬ努力と研究を重ね、苦節3年、ようやく完成したと言われる「
かきキュウリ」。
 のぼり旗の前には、木桶に入れられた採れたてキュウリが冷やされていたのでした。

 かき氷の機械に、氷の代わりによく冷えたキュウリを縦に突っ込み、かき氷のように氷かきのハンドルを回転させて作る、かき氷のサラダバージョンなのでした。

 ポイントはこれ、青竹のお皿です。

 青竹のお皿に採れたての瑞々しいレタスを敷いて、こんな風に盛り付けられます。タレはごま風味の美味しいドレッシングでした。



 で、別のブースでは、ロケットストーブの上に、ことこととなにやら怪しげなスープが煮込まれていたのでした。
 袋の中身は、乾燥させたマリーゴールドの花びらだそうです。

 こちらでは、ロケットストーブを使った草木染めのワークショップが行われていたのでした。頭にかぶりやすいように縫製された白い布をたくさん持ってきてくれていたのでした。

 なかのあやさん、この人がまた素敵な人なんだなぁ(ぶどう色のエプロンの方)。初めてお会いしたのは白州のマルシェで、安曇野からいらしてウッドガスストーブのワークショップをやってくれていたのでした。

↑これがあやさんのウッドガスストーブ。100円ショップで手に入れることのできる花台をアレンジし、風防を備えた機能的なモデルで、トシさんのとはまた違った女性らしいやわらかな感じのストーブなのでした。

 そして素晴らしいのがこれ。

 穴を開ける位置などを印した型紙が用意されていたのでした。さすが。
 で、今回は、ロケットストーブを使った草木染めなのでした。しかもこのロケットストーブも彼女が自作したもので、改良を加えた2台目とのこと。
 本場韓国の「私はストーブだ!」で印象的だったのは、自作ストーブのイベントに女性が多く参加されていたことだったのですが、こうしてみると日本も負けてないなぁ。


 さて、さきほどのマリーゴールドです。ミョウバンを媒染剤にして染めると、鮮やかな黄色に染まるのでした。

↑そしてこれは、さらに酸化鉄をくわえ、モスグリーン系に移行させたもの。二種類の媒染剤を使って、色味を変える方法があるということをこのとき初めて知ったのでした。

↑沢を渡る気持のいい風に晒して、乾燥させます。
奥の茶色はクルミの果皮だそうです。


 そしてこちらはまた別のブース。鼻笛です。
穴はひとつのとてもシンプルな構造の笛なのに、メロディを奏でることができるという不思議な楽器でした。鼻で吹くのですが、口を共鳴管として使い、その形状を変えることで音律を刻むことができるようです。

↑ボブマリーの曲を中心に、やわらかな心地いい音で、このイベントの優しい雰囲気を盛り上げてくれていました。
 最後に、もうひとつ。これも忘れることのできない光景でした。

↑この看板、素敵でしょ。

 そしてたくさんの美味しそうな野菜たち。

 それらをこの大きな木製バーベキューコンロで焼いて食べることができるという寸法。
 競争のない、どこまでも平和な空間なのです。

 訪れたみんなが、なんだか優しい気持ちになれるこんなイベントが、お休みの日には日本中で、いや世界中で行われている……そんな日が早く訪れますように!