完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


名優 アミガサダケ

 現在(午後10時半)の外気温3.3度です。朝の気温が4度C以下の場合、遅霜の恐れがあるとのことで、路地に抵触したズッキーニなどの苗に、苗ポットを被せ、それでも足りないので、あるだけのバケツを動員し苗に被せてきました。
 太陽が冬眠期に入った影響がこんなに早くでるとは思えないけど、今年の春は涼しいです。最盛期を終えたはずの、アミガサダケがきょう再び、姿を見せてくれました。

 フランス人が作ったきのこの本に、「きのこの名優たち」という図鑑があります。きのこを擬人化して描いたイラスト図鑑なのですが、特長をよく捕らえていてもしかしたら写真以上に特長をよく捕らえているのではないか?と思えるほどです。

 確かにきのこを愛する人たちが、きのこを擬人化したくなる気持ち、分かります。
 
四角いメガネがお似合いのこのトガリアミガサダケ? 明日の昼には、ご飯と共にバター醤油炒めになります。
 ちなみにアミガサダケ、フランスではモレルと呼ばれ、マツタケなんかよりも高価なきのこだったりするようです。この仲間では唯一、シャグマアミガサダケが毒をもっていますが、笠が真っ黒で識別は比較的容易かと思います(ヨーロッパの人たちはシャグマも毒抜きして食べるとのこと)。

↑トガリアミガサダケはアミガサ系では、香りが最もいいとのこと。このイラスト図鑑、胞子の拡大図まででているところが素晴らしかったりします。

↑こちらはやはり、欧州で人気のヤマドリタケ。フンギ・ボルチーニとして有名。日本にも近似種のヤマドリタケモドキがあって、同じ香りがします。香りというのは記憶の呼び戻し効果が大きく、私の場合は、このきのこの香りをかぐたびに、五箇山で食べたパスタを思い出します。富山に行くのに、入笠を越えて高遠に向かったらその途中の林道で走っているクルマの車窓からヤマドリタケモドキを発見。五箇山の古民家でジモリ生たちとボルチーニを使ってパスタを作り、いただいたのでした。

↑それぞれのきのこを擬人化したイラストで紹介する「きのこの名優たち」というイラスト図鑑。現在では絶版になってしまったようで、再販の予定も未定とのこと。いい本なのに残念です。