完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


太陽光パネルのEPT(エネルギー収支)に関する情報とその情報源に関して

 先日の記事に対して友人から、「太陽光発電は不安定で、さらには太陽光パネルは製造するのにすごく電気を使っているとも聞いたけど……」という質問をいただきました。今回の事故が起こるまで、ある組織がものすごいお金をかけて自然エネルギーのネガティブキャンペーンを張っていたので、そんな風に思っている人が意外と多いようなので、ここではそれに関して書かせてもらうことにします。

 その方が太陽光エネルギーのどこが不安定とおっしゃったのかが分かりませんが、原子力の方がはるかに不安定であるように私には思えます。
福島第一原発(特に1号機)では、事故前から水素脆性や中性子脆化が起こってしまっていたことが知られていました。
上杉隆は「なぜ現場の判断で、緊急冷却をやめたりしたのか?」「これは人災だ!」と問題にしていますが、それはちょっと違うように思います。「急冷は危険なのでできなかった」というのが真相ではないかと。

 福島第一原子力発電所の1号機は1971年に東電が最初に作った原子力発電所で、40年にも及ぶ営業運転で中性子脆化が起きていることが懸念されていました(その後、各原発がどの程度、中性子脆化を起こしているかを知るためにストレステストが義務付けられたことからも1号機の脆化がかなり進んでいたことが裏付けられると思います)。
脆化を起こしてしまっている分厚い圧力容器を急冷してしまうと熱収縮による歪みの影響は大きく、壊滅的に崩壊してしまう可能性があることが分かっていました。あのときもし、1号機の圧力容器でそんなことが起こってしまうと、福島はもちろん東京にも人が住むことができないような、想像を絶するような状況が生じていた可能性が高く、鋼鉄は必ず中性子脆性を起こすわけで、原子力発電はそんな途方もない事故を起こしてしまう可能性を秘めているわけで、原子力のことを安定した安全な発電などとは、とても、決して呼べません。

 あるいは、今回行われた計画停電も、災害に弱く脆弱で危険な原子力という不安定な発電方法に起因するもので、太陽光発電のような個人による小規模な発電が各地でたくさん行われているという方が災害にははるかに強く安定的であると思われます(個人の太陽光発電と送電網をつなぐパワコンには停電時用に自立運転モードというのがあって、停電の際はその家の専用発電所として使用することができます)。また、たとえ震災などで電力会社からの供給が途絶えても送電網が自由に使えれば個人の家庭が独立して、あるいは、集落などのコミニティー単位で電気を供給することができただろうし、こうした小規模な自然エネルギーがもっと普及していれば、少なくとも今回のような計画停電は起こらなかったと私は思います。
 確かに太陽光発電は、太陽の出ている昼間しか発電してくれないわけで、夜は直接使えないわけで、それをもって不安定と言ったのかも知れませんが、電気自動車がふきゅうすれば、常に接続しマネージメントすることで昼の電気を蓄電して夜、使うこともできます。すでに北欧などでは駐車中の電気自動車を常にグリッドにつなぐことで、送電網全体での蓄電池として使う実証実験がはじまっています。

 ところで、パソコンの入力電源はたいていが直流電源です。家庭用の交流でもそれをわざわざトランスやスイッチングによって直流に変えてパソコンに供給しています。しかも半導体の普及によって現代では直流を電源とする電化製品が増えてきています。そうした電気製品に対しては、太陽光で発電した直流電流を使うという方法が一番効率がいいのです。少なくともウチでは電灯などの照明も、パソコンも、アイパッドアイポッドもあるいはスピーカーや電話機なども、ソーラーパネルで発電した電気を使って問題なく作動できています。

 それともうひとつ、今回の原発事故以前はソーラーパネルはエネルギー収支が悪く、それを作るのに発電できる電気よりも多くの電気が必要、という情報が流されたことがありました。最低でも10年たたないとエネルギーをペイバックできない、あるいは太陽光パネルの多くは10年も持たないので、エネルギーはペイバックできないというデマが、まことしやかに、しかもさまざまなルートを使って流されました。しかしこれはとんでもないウソで、太陽光発電を普及させないために広告代理店などを使って意図して流したとすると犯罪的ともいえると思います。
 この情報を流していたのは「電力中央研究所」という立派な名前の財団法人です。この組織は原子力ムラの天下り団体でもあり、いまでこそ悪名高く、権威をかさにきたような名称の団体としても知られつつありますが、原子力関係で力を持っている法律学者を囲い込んでいたり、調べれば調べるほどにいかがわしい組織であることがわかります。
 玉川総研(そもそも総研)では、東京の一等地にあるテニスしかやっていない電力関連の保養施設と位置づけて叩いていましたが、そんなことよりもはるかに重大な悪行が行われていたのです。原子力推進派にとって都合のいい情報ばかりを選び、ときに捏造に近い形で作り、流していた組織でもあります。
 EPT(エネルギーペイバックタイム=製品製造時に使ったエネルギーを回収できるまでの時間)で言えば、いまのソーラーパネルは3年以下がほとんどで、最近では1年以下というものもあります。しかもこれはパネルを固定して使用した場合で、パネルの向きを季節によって少し変えるなど、ちょっとした工夫を加えることでさらに効率をあげることが可能で、そうするとEPTはさらに短くなります。
 太陽光発電のエネルギーペイバックタイムに関する詳しいデータは、ここをご覧いただければと思います。しかし電力中央研究所が流したデマ情報は、広報にお金をたっぷりかけたので、広く普及してしまっていて、教師から生徒へ、そして子から親へ、そして親から子へと伝えられたので、いまの高校生でも太陽光発電パネルのEPTが10年以上と思っている人が案外多かったりします。
 電気に関しても足るを知る、必要以上に使わない、ということが大切なことだとは思いますが、太陽光発電はエネルギー収支も成り立たないダーティーなエネルギーで、原子力がクリーンで持続可能なエネルギーというのは、電事連がお金を出して、電力中央研究所を使って行ったとんでもない情報操作でそれに惑わされてないで欲しいというのが私の願いです。ここは「電力関係の諸悪の根源所」のようなところで、原発がなければ電力は足りない、あるいは、原子力による発電が最もコストパフォーマンスがいい、などなど、こうしたウソやデマの元となっているデータの出所をたどると多くの場合が電中研だったりします。
 広告代理店をはじめ原子力のプロモーションを仕事としている人たちは、相手にほんのわずかであっても非があるとそこを拡大誇張して責めてきます。
 たしかにソーラーパネルを製造する際にも、有毒物質や重金属、それに放射性物質がでるかもしれません。しかしその量は、たとえば化石燃料を燃やして火力発電で電気を作った場合と較べたら、猛烈に少ない量です。
 ましてや原子力発電では、地球上にまん延させてしまうほどの量の放射性物質を撒き散らしてしまい、あるいはたとえ事故がなかったとしても、膨大な量の放射性廃棄物を排出し、しかもその処理方法さえ確立されていません。広告代理店の手法に踊らされず、我々はそのあたりをしっかり見極める必要があるように思います。

↑最近のインバーターにはUSBポートが付いているものがあります。こうしたタイプだとここからiPadiPod、携帯電話などを充電可能。iPadはなんと消費全力3ワット。すぐに立ち上がるし、wifiモデルだと月極めの基本料金もかからないしオススメです。

インバーターで一度、交流に変えてから、安定器ごとコンセントをつなぐのが、直流バッテリーからの一般的なパソコンのつなぎ方ですが、効率としては一度交流に変換せずに、直流のまま昇圧して使うほうがロスが少なく効率の点でオススメです。しかし、最近のdellのパソコンなどは、プラグの形状が特殊で合うものが少ない……ということを先日、紹介しました。それに対応したDCDCコンバーターを手にいれ、試した結果を報告すると書いたのに伸び伸びになってしまっていました。その後、myaさんにこの件で、結果を知りたいとメールをいただいていたのに、実験するのが遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
 今回手に入れたコンバーターは自動的に要求電圧を感知し?デジタル表示してくれます。インバーターを使った場合と流れている電流を12V部分で比較したところ、DCDCコンバーターを使った場合は2.5〜3.3A(意外とこまめに変動、クランプ型の電流計がいけないのかと思って、直列に入れる普通の電流計でも測ってみましたがやはりほぼ同じ数値で変動していました)で、インターバーを使った場合は3.2〜4.5Aでした(こちらもこまめに変動していました)。いずれにしても交流にせず、直流を昇圧させて使ったほうが効率がいいようです。