コントローラーなしのマイクロ太陽光発電所?

 ノートパソコン用電源として、ボッシュのバッテリー(62Ah)を使っています。これもタダでいただいた廃バッテリー。このボッシュのバッテリーは取っ手が付いているので、室内への持ち運びが便利なのです。パソコン用電源として使用しインバーターの電源が落ちたら(最近のインバーターはバッテリーの電圧が低くなると自動的に落ちる)、外に出してソーラーパネルで発電します。バッテリーが二個あれば、太陽光で交互に充電し、使用することができます。

「手軽に使える」そして「構造がシンプル」ということも大切な要件だと思うのです。そこで、今回からはコントローラーも通さず、直接小型のパネルからバッテリーに蓄電してしまうことにしました。

↑とはいえ、太陽光パネルは一種の電池なので、このままつないでしまったのでは、夜、電気がバッテリーから逆流してしまいます。そこで、電気のワンウエイバルブであるダイオードを端子の接続ゴム(自動車用ヒーターホース切れ端)の近くに取り付けてみました。
 ダイオードには帯のようなマークがあって、マークのあるほうに向かって電気は流れるけど、逆には流れないという決まりがあります。ダイオードは電化製品の回路の中にたいていあります。不要な電化製品も捨てずにとって置き、そこからはずして使うのが正解です。買っても100円未満で手に入れることができるのですが……。ちなみに、今回使用したダイオードは昔、ケルン石塚氏からいただいたものです。師はこれを交流100Vのコンセント中に仕込み、半波整流して減速装置(スピードコントローラー)として使っていました。

↑まずは、ターミナルから端子(ヒーターホースの切れ端)を外して、無負荷の場合の電圧を測ってみます。しっかり晴れると20.3Vくらいでした。12Vのバッテリーを充電するにはちょっと高すぎます。


↑次に端子を接続し、ダイオードの前後で電圧を測定してみました。上がダイオードの手前で、下がダイオードを通った後。ダイオード自身も少し抵抗になっているようです。

↑テスターを直列につなぎ、発電している電流値を測ってみました。0.34〜0.35アンペア。この程度の充電電流であれば、トリクル充電となり過充電や電圧が高いことによる負担はなくなる、ような気がするのですがいかがでしょうか?

↑ところで、電流測定をして分かったことがあります。太陽光パネルはパネルの一部がほんのちょっと日かげになってしまうだけでも、発電量がかなり落ちてしまうということ。写真ではパネルの右下の部分のみ、日かげにして見ました。そしたら 0.34Aだった電流が、0.11Aに落ちてしまいました。ほんの一部、日かげになっただけで、発電量は3分の1になってしまうのです。
 我が家で太陽光パネルを置こうと思っている場所のすぐ南側に、東電の電柱が1本ポツンと立っています。この電柱があることで発電効率がかなり落ちてしまうということかぁ……アモルファスタイプのパネルだったら大丈夫なのだろうか? 近く実験してみようと思います。