Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ユンボの修理・外れたキャタピラのちょっと画期的な直し方。

雨が上がり、空気が澄み切って、きょうも素晴らしくいい天気。 七里岩に当たってハネ返ってくるオートバイの排気音がいつになくにぎやかで、ヤンチャな若者はいまだに健在なんだなぁ、などと思っていたら、世間は知らぬ間にゴールデンウイークに突入していた…

消されたのは鹿児島県だけではなかったようです。

4月16日にNHKが放送した不自然にも鹿児島県の震度がない震度図(震度7に訂正されてから)。鹿児島の他にももう一箇所、気になるところがあったりもします。 一方、こちらは、震度7に訂正される前に一瞬(誤って?)流れてしまったのではないか?と言われる…

ユンボの修理(油圧シリンダーのパッキン&シール交換)の備忘録

考えてみると……、このところのブログは、うまくいったことを選んで紹介する、という傾向に陥っていたように思います。でも自給的な暮らしの実際は、いつもうまくいくことばかりではなくて、けっこう失敗も多くて、ときには失敗の連続だった、なんてこともあ…

春はタラノメ、やうやう大きくなりゆく頃、少し赤くて、紫だちたるトゲの多くある野生種の頂芽がいとをいし!

ひと足早く芽吹く園芸種のタラノメに続いて、野生種のタラノメも芽吹き始めました。 「駒みどり」などの園芸種と違って、野生種は脇芽は少ないけれども、先端に立派な頂芽が付きます。 タラノメで何が一番美味しいかというと、やっぱりこれ、路地て採れる野…

5分で作れて意外と性能がいい、一斗缶カマドの作り方

枯れ枝や廃材を燃料に、ガスや電気がなくても、あっという間にお湯が沸かせて、ご飯も15分くらいで炊くことができるという、簡単に作れるけど、意外と性能のいい、簡易かまどの作り方を紹介します。 夜、屋外で暖を取る場合にも火の扱いが容易なので適してい…

南阿蘇、最前線への支援活動

南阿蘇にミツヤマ マサツネという友達がいます。 通称、ピカレ。 彼はゴールデンウイークに、南阿蘇で「地球自給まつり」というキャンプインタイプのお祭りをやろうと企画していたのだけれど、残念ながら今回の地震で、そのお祭りは中止になってしまいました…

「マイタケで舞うため」の試行錯誤の記録

春の植菌シーズン、今年も懲りずにマイタケの植菌も行いました。 おととしは舞えたけど、去年は完敗。悲しいことにひとつも出なかったのでした。 ↑これはおととしの秋の写真。 そんなわけで、今年は少し作戦変更。 去年までは、上の写真のように、原木、マイ…

「PEACE」の旗

きょう、たくさんの人が集まって、お別れの会がありました。ちょっとうらやましいくらいに素敵でカッコいいお別れの会でした。家に帰ってきてからも、いろいろなことを考えさせられる、悲しいはずのお別れの会なのになんとも素敵な会でした。 大好きな人でし…

早春のぐうたら畑

このあたりでは5月に降る霜のことを「遅霜」というらしいので、まだ遅霜とは言わないのかもしれないけれど、寒の戻り、きのうの朝は、霜が降りました。もう少し大きくなったら収穫しようと思っていたウドの芽が一斉に下を向いてしまいました。 最低温度はマ…

おいしい植菌の会(今年採用した新しい手法の備忘録)

菌に関わる作業は「ソメイヨシノが咲き出す前まで」という指標があって、慌ててキノコの植菌の会を行いました。 ソメイヨシノの開花とほぼ同時にアミガサダケやシイタケは子実体を成長させて胞子を散らすし、雑木林、林床の植物たちもまだ日が当たるいまがチ…

イネの塩水選と温湯消毒

「ヤバイよなぁ、最近は一年前のこととかも、思い出せなくなってるんだよなぁ」などと、ひとりごとを唱えながら去年やった塩水選をしていたら、近くにいたさとみさんに「それは昔から……」と冷たく言い放たれたのでした。そんなわけで来年のためにお米づくり…