Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

プロジェクトうんこ 浄化槽の管理1

浄化槽を上手に管理していく一番のポイントは「トイレにトイレットペーパーを流さないこと!」ではないか? と思います。あっ、そうだ、その前に、今回はかなりキワドイくらいに美しくない話や写真があると思うので、食事中などには見ないほうがいいかも。い…

プロジェクトうんこ「浄化槽を自分で管理しよう!」

我が家では、都会から訪ねてくる人のことを密かに……「農奴」と呼んでいます。 農奴というのは、農業に従事する「奴隷」のこと。屋根裏部屋(しかもまだ未完成)を宿泊場所として提供する代わりに、そこに泊まる者は農奴のようにこき使われるわけです。中学生は…

学ぶことの楽しさを、知っている、ということ。

きょうは、諏訪の養護学校をお訪ねしました。一緒に石釜でピザを焼いたり、小麦の育て方を教えたり(でも、彼ら彼女らの畑のほうが去年は豊作だった)、遠足で遊びに来てもらったり……きょうは学校で、そんな彼ら彼女らの学習発表会が行われていました。 最近は…

世界一美しい自動車解体屋さん、のある町

まだ若かった頃の話、ひとりで海外に行ったときに好んで行く場所があった。自動車を解体する解体屋さんだ。解体屋さんをお訪ねすると、その国のことがとてもよくわかるような気がした。アメリカのジャンクヤードでは、泥棒と間違えられて銃を向けられ撃たれ…

これなぁ〜んだ? 田舎暮らしの必需品?

さて、これは何でしょう? と言われてもこれだけでは普通はわかりませんね。 こうして、関連付けると分かるかなぁ……。 使い方のコツとしては、これは土を掘ることだけに使います。これで穴を掘ったあと、ブツを穴に入れるのは、そのあたりにある草の茎(よく…

きのうの白州……雪、融けました。

雨が降って、雪が一気に融けました。 そして、雪の下ではちゃんとに春が待ち構えていたのでした。 ↑これからの時期は畑に野菜が一番なくなる季節。しばらくは山菜で切り抜けます。 ↑薪の消費量も少しずつですが減ってきます。ところで、この薪小屋にはETが…

プロジェクトうんこ 合併浄化槽(市販品)の構造

プロジェクトうんこ「わたなべの家のトイレ」の続きです。 わたなべの家のトイレは水洗トイレでその先は、合併浄化槽と呼ばれるタイプの浄化槽につながっています。この種の浄化槽には、単独浄化槽と合併浄化槽があり、単独は「し尿のみ」で、合併は「し尿だ…

きょうの白州……時間の色

日の出前、氷点下8度の蒼い時間、 甲斐駒に朝日が当たる、白の時間 空気が赤くなる日の出 そして、紺碧の青 きょうは、浄化槽の構造とメインテナンスについて書こうと思っていのですが、明日の朝までの急な仕事が入ってしまったので、構造とメインテナンス…

きょうの白州……晴れました。

前略 安田様 晴れました! 空気が澄んで、素晴らしくきれいです。 昨晩、何度かラッセルしたのですが……、 でも、もう少しとけてくれないと、クルマは動かせそうにありません。(クリックすると少し大きくなります)。

きょうの白州。

↑安田さん、雪の感じはこんな感じです。でも、雪があるのはウチのあたりだけで、国道はもう雪はありません。雪が降ったので空気が澄み、風が吹いたので、鳳凰三山の雪煙が見事でした(写真をクリックすると少し大きくなるので、雪煙が見える、かな?)。

プロジェクトうんこ わたなべの家のトイレ

自由の森学園の中学・学年ワーク、プロジェクトうんこ「カンタービレ編」からの続きです。 バイオガスが採取できるおおえさんの家のトイレや、ほぼ100%循環させている麻実子さん直樹さんの家のトイレ、それに金魚や水草に浄化後の過栄養分を食べてもらって…

プロジェクトうんこ カンタービレ方式

スミマセン、ちょっと寄り道してしまいました。プロジェクトうんこ「バイオガス編」の続きです。 次に見学させていただいたのは、麻実子さんと直樹さんのお宅でした。母屋は現在、セルフビルドの真っ最中で、コンクリートを使わない「掘っ立て方式」で建てら…

田舎から見たTPP(環太平洋パートナーシップ)

我が家の東側には広大な畑が広がっています。いまから10年ほど前、雑木林を皆伐し、補助金などを使い膨大な費用をかけて圃場整備されました。 「ここはすべてダイコン畑なんだよ!」と話したら、自由の森の中学生たちは驚いていました。しかもそのダイコンは…

プロジェクトうんこ バイオガス編

「プロジェクトうんこ序章」のつづきです。 まずお訪ねしたのは、我が家の北側のお隣の家である、おおえまさのりさんわかこさんの家のトイレでした。とはいえ、お隣とは言っても、歩いていくと30分くらいかかります。クルマ二台に人がギッシリ乗って向かいま…

プロジェクトうんこ 序章

自由の森学園は、清流、名栗川のすぐ近くにあります。学校にはトイレがあるわけですが、そこにあるトイレは水洗トイレで、そこで排泄された「うんこ」や「おしっこ」は、浄化槽という装置をへて、どうも川に流されているらしい……生徒たちはそのことをを嗅ぎ…

廃タイヤの植木鉢、その後

廃タイヤとファンベルトで作る、「ハーブ類鉢あげ用の植木鉢」ですが、鉢あげしたばかりの時は少しみすぼらしかったのですが、だいぶ、元気になりました。 ↑これがこの秋、鉢あげしたときの状態 ↑見てください。この元気な姿。ナスタチウムが繁茂しています…