Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


フォン・ブロックス(PhoneBloks) 一歩前進か?

 以前紹介した「フォン・ブロックス(PhoneBloks)」どうやら少し進展があったようです。

 ニュースによると……。
 Google傘下の米Motorola Mobilityは、組み立て式スマートフォンを作るための開発者向けオープンプラットフォーム「Project Ara」構想を発表。Androidのようなオープンプラットフォームをハードウェア分野につくることで、スマートフォンの技術革新を加速させ、開発スケジュールを短縮させるとのこと。(記事ソース: AndroWire)

 ソフトだけでなく、ハードまで含めたオープンソース化が進めば、ある分野に特化した優秀な中小企業が活躍する場が増えて、現在、大量生産&消費を前提としている大手企業も考え方を変える必要が出てくるだろうし、とても良いことのように思えます。
 最近モノ作りをするたびに思うのだけれど、装飾性を気にして組み付けネジを隠したりするよりも、逆にネジやボルトを表面にむき出しにして修理しやすいように、あるいは追加の改善がしやすいようにした方が、そしてできればそれもデザインの中にうまく組み込んであげたりするとその方が機能美が発揮されて美しいし、修理が簡単で使い捨てせず末永く使うことができていいように思えていたのでした。

 
 そんなわけで26日に発売されたオールドタイマー誌のレストア雑記のページでは、フォン・ブロックス的な考え方をスマートフォンだけ出なく、家電製品や自動車、それにそうしたものに使われているエンジンやモーターなどの個々の機能部品もブロックス化して、使い捨てではなく半永久的に修理、あるいは改善しながら使える仕組みにできたら素晴らしいのになぁ……というようなことを書いています。
 原村の薄井さんや風の森の石川さんらが手がけたジャメ・コンタント・オマージュというクルマも、電気自動車であるというだけでなく、スチール棚のようなラダープレームに足まわりや原動機などが簡単に取り外し可能な状態で取り付けられていて、パーツ・ブロックスということでも先進性をもった車両だったりします。そのあたりのこともチラッと書いてあるので、もし本屋さんで見かけたら、立ち読みしていただけるとうれしいです。

 あと、最近とても安くなってきた屈折糖度計を流用した不凍液の凍結温度の測り方なんかも紹介しています。寒冷地にお住まいの方、良かったら参考にしてください。