完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的でていねいな暮らし方が可能で、身近なところで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも一種の哺乳類として自然の生態系の中で
他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくて、いくらお金を得られたとしても、たぶんいつまでたっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうぞ、よろしく。


トマトの季節は、サンドイッチの季節

 このところ、サンドイッチを食べる頻度が増えています。市場では、桃太郎系の果物のように甘いトマトが全盛のようですが、黒トマトや牛の心臓など、甘さは控えめだけど香り高くてうまみのある採れたてトマトをはさんだサンドイッチ……美味しいです。不思議なことに、パンやトルティーヤとフレッシュサラダが口の中で合わさると、おもわず唾液をゴックリしてしまうほどの美味しさなんだよなぁ。

 具材は、トマト、レタス、たまねぎ、自家製塩麹に漬け込んだ鶏の照り焼きなどなど、その日の食材をサンドイッチしていただきます。友達が、はるばる沖縄から運んできてくれた赤くてぶっといキュウリも、薄くスライスし生ではさんでいただきました。サクサクでとても美味しかった。ありがとう!

 きゅうりと言えば、我が家のサンドイッチに欠かせない隠し味が、ディルピクルスだったりします。今年はピクルス用キュウリが豊作で、生で食べようとすると途轍(とてつ)もなく苦かったりするのだけれど、ピクルスにすると最高に美味しかったり。シナモンと月桂樹、それにたっぷりのディルの花&葉&タネと共に漬け込みます。

 もうひとつ、隠れた味の秘訣は、マヨネーズ。近くに平飼い養鶏農家が何軒かあって、物々交換してもらったり、産みたてホヤホヤの卵をわけていただくことができるのです。産み立て卵は、ゆで卵には向かないけど、マヨネーズには最適。卵の鮮度と鶏の元気さがマヨネーズの粘度と美味しさに比例します。トマトやピクルスの上に、この作りたてマヨネーズをかけ、その後、お醤油をチラッと振っていただきます。あー、なんだか、おなかがすいてきてしまった……。