Blog「自給知足がおもしろい」

自給「知」足と称した、貧乏くさい暮らしを楽しむためのブログです。

完璧な自給自足は目指さず、「テキトー」と「いー加減」をモットーにあまり頑張りすぎない、
そんな暮らし方がこの頃なんだか、とてもオモシロイ!と感じています。
自給「知足」的な暮らしは言いかえると「貧乏臭い・ケチ臭い暮らし」でもあります。

でも「ケチ臭いビンボー暮らし」も、そう捨てたものではありません。
ビンボー暮らしは、お金をそれほど必要としない暮らしとも言えます。
そのため、お金稼ぎの作業や仕事に長時間、拘束されずにすみ、
その分の時間を、ヒトが暮らすための作業に使うことができます。

農的で質素な暮らし方が可能で、それにより身近なことで幸せを感じることができたりもします。
また、昔ながらの農的な暮らしは、ヒトも哺乳類の一種として自然の生態系の中で
虫や草や菌類など他のいきものたちと共に生きる暮らし方だったりもします。

そして、こうしたテキトーでいー加減な自給的な暮らしをうまくやっていくポイントは、「知足」? 
人間の欲望は際限がなくてお金をたくさん得られても、たぶんどんなお金持ちになっても満たされません。
でも逆に、小さなちょっとしたことでも、とても幸せに感じられることがあったりします……不思議です。

日々の暮らしの中から「自給知足的な暮らし」を楽しむためのヒント? 
のようなものを、紹介できたらいいなぁ、と思っています。どうか、よろしく。


地震関連情報1 原発のモニタリングポスト他

 原子力発電所にはモニタリングポストというシステムがあります。放射線の観測量を誰もがネット上でリアルタイムで監視できるシステムがリアルタイムモニタリングシステムなのですが、でも、今回の地震では地震以降、海に面した福島第一原発のモニタリングポストは作動をしてしません。新潟地震のときもそうでしたが肝心なときには「調整中」になってしまってまったく用を足さないのです。
 かろうじて第二原発のモニタリングポストのいくつかは生きているようなので、福島第一原発とは比較的距離も近いので、それを見て参考にして、判断するしかないと思います。と思って、アドレスを貼ろうと思ったら福島第二原発の細かなデータも落ちてしまいました。かろうじて以下のURLに大雑把な表示があります。
http://www.tepco.co.jp/nu/pamp/index-j.html
でも、これが正しいかどうかは、ちょっと疑わしい……。なぜか福島第二原発の数値は37Gy/hからちっとも動かないのです。
 だからといって普段から鉄筋コンクリートの家には住みたくないし、モニタリングポストの数値が急激に上がったからといって、我々にはほとんどなにもできないのが、原発の恐怖ともいえるわけです。

 あれからまた1時間くらいたちますが、福島第二原発のモニタリングポストの数値はいまだにまだ変わっていません。普段はもっと動きがあります。柏崎刈羽原発の数値は少しずつあがってきていますが、これは現地の天候が雪なので、この程度に上がるのはこの数値が正しいとすると、特に問題のない範囲だと思います。雨や雪が降ると10nGy/hくらいは数値があがります。肝心の福島第一原発のモニタリングポストはいまだに作動していません。

 しかしこんな風に、実際に必要なときに、動かなくなってしまうようだと、モニタリングポストの管理を原発側にやらせてしまうのはとても危険なことであり、まったく意味のないことのように思います。原発を運用している側は、放射能漏れはないと言葉で言うよりも先に、モニタリングポストを早急に復旧させるべきではないでしょうか? モニタリングポストのデータを「調整中」にしておいて、放射線の漏れはないと口頭で言われても簡単には納得できません。いまどき測定データの発信は、たとえ電気が途絶えていたとしても、Iフォンのようなハードと自動車用のバッテリーがひとつあれば、3日くらい全世界にオンタイムで発信できるはずなのだから……。

■追記■13日14時35分
 第二原発のデータも「調整中」になってしまいました。また、第一原発の三号機でも放射性物質が含まれていると思われる水蒸気の放出が行われました。そのあたりの情報は「こちら」をご覧ください。

■12日2時38分追加情報■
 福島第一原発、正門付近のモニタリングカーによる情報が入ってきました。11日20時45分の時点で、61nGy/h。福島第一原発では、津波によりオイルタンクが流されたとのことです。61nGy/hという値は、高いことは高いのですが、通常状態でも起こりうる値でもあり、とても判断が難しい値のように思います。またこの情報はリーク情報?ではありますが、信頼できる筋からの情報です。

■12日3時30分、追加情報■
 スマートフォンなどの携帯端末やアイポッドタッチなどをもって避難中の知り合いの方がいたら、以下の情報を流してあげてください。
 FONがアクセスポイントの認証をスキップし、フリーで誰でも繋げられるようになったとのことです。Wi-Fi使うと3G回線のトラフィックを抑えられるだけでなく、携帯端末のバッテリ消費も若干抑えられます。この先5日間、FONスポットをログインなしで使えるそうです。
 今現在 命の危険が差し迫っている方が消防、救急へかける電話を最優先させるためにも、3G回線の負担をすくなくできるといいように思います。電話を使った緊急性のない安否確認はできればいまはまだ控えたほうがいいかもしれません。
 FONのアクセスポイントは、以下のFONマップで確認できます。スターバックスではたいていFONが使えたように思います。http://maps.fon.com/
 また、ユーストリームで、NHK、TBS、フジテレビのミラーサイトがたちがあがっています。FONでつないで、ユーストリームで情報を得るのが端末のエネルギー消費や電話回線への負荷が少ないように思います。
ユーストリーム
http://www.ustream.tv/

■12日9時 追加情報■
 福島第二原発のモニタリングポストの少し詳しいサイトが復活しました。
http://www.tepco.co.jp/fukushima2-np/monitoring/index2.html
上記のサイトの左側の下に「モニタリングポスト測定値」というのがあるのでそれをクリックすると入ることができます。8時過ぎ以降、変化があるので監視が必要かもしれません。

■12日9時30分■
 福島第二原発(今問題になっているのは福島第一原発ですが)の原子炉圧力や水温、水位などを知ることのできるサイトを教えてもらいました。
●原子炉圧力
http://www.tepco.co.jp/nu/f2-np/date/plant/press-j.html
●冷却水温度
http://www.tepco.co.jp/nu/f2-np/date/plant/temp-j.html
●冷却水の水位
http://www.tepco.co.jp/nu/f2-np/date/plant/level-j.html

■12日10時25分■ いま、私たちにできること!
 このブログを読める人はネットがつながるということなので、比較的いい状況にあるのではないかと思います。でも、被災地では今現在も緊急な連絡を必要としている人がたくさんいるようです。

以下はWVO小岩さんのブログからの転載です。
 地震地域への、電話使用は緊急時をのぞいてNG使える電波回線には限りがあり、心配だからといって、携帯電話などを使っていると・本当に緊急で電話を使いたい人が混線で使えないという状況が起こってしまいます(というか、すでに起こってるみたいです)。本当に必要な人の迷惑にならないよう緊急でない場合はNTT伝言ダイヤル:171などの活用をお願いします。
 NTTが提供している災害伝言ダイヤルをお使いください。災害伝言ダイヤルは1度に800万件の処理能力があるようなので回線がパンクすることはないとのこと。下記がその使い方です。
【伝言の登録】1.ダイヤル「171」の後に「1」。2.自宅の電話番号を市外局番をダイヤル3.伝言 例「○○です。無事です。○○にいます。」(伝言内容は30秒以内)※伝言保存期間  録音してから2日(48時間)※伝言蓄積数  1電話番号あたり1〜10伝言
【伝言の再生】1.ダイヤル「171」の後に「2」。2.連絡を取りたい相手の電話番号を市外局番をダイヤル(登録されたメッセージを聞くことができます)
【利用できる電話】一般電話(プッシュ回線、ダイヤル回線とも)公衆電話携帯電話・PHSからも利用できます。(一部の事業者を除きます。)

■12日12時45分■
 各社の伝言ダイヤルや掲示板、避難場所に関する情報など、ヤフーの災害関連情報ページがよくまとまっているので以下に紹介します。
http://weather.yahoo.co.jp/weather/2011sanrikuoki_eq.html

■12日14時20分■セシウム検出の情報
 経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力福島第1原子力発電所1号機で、燃料棒が損傷する「炉心溶融」が起こった可能性が高いことを明らかにしました。同発電所の周辺監視区域の放射性物質の測定で、燃料に含まれるセシウムが検出されたとのことです。

■考えられる対策■
 以下は素人考えです。透過性の高い放射線(中性子線など)は、直進性が高いので、近くにお住まいの方(直接届いてしまいそうな方)はできるだけ遮蔽性の高いもの(コンクリート壁や崖、土手など)を原発との間に設定できるといいように思います。地球は丸いので、晴れていて距離があればそれほど遠くの地上には届かないと思います。ただし、飛行機やヘリは注意が必要かもしれません。

 原発の位置はグーグルマップで特定できます。福島第一原発は、福島県双葉郡大熊町双葉町のあたりです。まず「福島県双葉郡大熊町」をコピペして、それをグーグルマップの検索欄に貼り付けます。そして位置が特定できたら、そこから地図を縮小し、自分の居る位置まで縮小すれば原発の方角が特定できると思います。グーグルマップは通常の状態だと上が北です。ちなみに山梨県北杜市からみると福島第一原発は北東の方向になります。でも、地球は丸いので中性子線などが直接これほど離れたところまで届くことはまずないと思います。逆に原発から距離的に離れていても飛行機やヘリコプターに乗っている人は、放射線が掃射されてしまう可能性があるので防備が必要かと思います。

 その後、注意したいのは、飛散した放射性物質が飛来するようになってしまった場合で、この場合はできるだけ皮膚を露出しないことがいいように思います。反応性の高い放射線ほど、透過性は少なく遮蔽は容易です。反射率からすると、黒いものよりも白系統の色の服のほうがいいかもしれません。もうひとつは体の中に放射性物質を取り込んでしまうことによる内部被爆で、空気の中に放射性物質が含まれてしまう可能性があるので、マスクを着用し、メガネやゴーグルをかけたほうがいいと思います。風向き、そして今後は、雨や雪などにも十分に注意が必要です。

■17時50分■ヨウ素に関して(ウィキペディアより)
 チェルノブイリ原子力発電所の事故では、核分裂生成物の131Iが多量に放出されたが、これが甲状腺に蓄積したため、住民に甲状腺ガンが多発した。放射能汚染が起きた場合、放射性でないヨウ素の大量摂取により、あらかじめ甲状腺ヨウ素で飽和させる防護策が必要である。そのため、日本は国民保護法に基づく国民の保護に関する基本指針により、核攻撃等の武力攻撃が発生した場合に武力攻撃事態等対策本部長又は都道府県知事が、安定ヨウ素を服用する時期を指示することになっている。

 ヨウ素を多く含む食品として、海藻類やきのこなどが知られています。
以下はWVO石岡さんからの情報の転載です。
「食品で取るならトロロ昆布」
食品でヨウ素をとるなら、副作用の心配はありません。特に多くヨウ素を含む食品は昆布で、ワカメの4倍くらい多く含んでいます。
普段から、昆布などの海草類をよく食べるようにすると共に、原発で事故が起こったと知ったら、食べやすいトロロ昆布などを多めに食べるのが、無理のない、健康的な対策です。
トロロ昆布は、乾いたまま一度にたくさん食べると腸内で膨張して危険なので、お吸い物などに入れて食べましょう。
   「ヨウ素をたくさん含む食品ベスト10」
    乾燥昆布一切れ1枚1グラム
    トロロ昆布大さじ販売1グラム
    乾燥ワカメ5グラム
    いわし中2匹96グラム
    さば1切れ100グラム
    かつお1切れ100グラム
    焼き海苔10枚3グラム
    ぶり1切れ80グラム
    塩鮭1切れ60グラム
    寒天1角の半分4グラム
以上転載終わり。
 また、ヨウ素は消毒薬としても使われていて、ルゴール液(商品名だとイソジン?)などにもヨウ素は含まれています。また、ヨードチンキもヨウ素を含む薬剤です。ただしヨードチンキを飲んでしまっていいかどうかはわかりません。どちらかというと、ルゴール液の方が口の中で使う薬品なので飲んでも問題ないように思います。
 また、地方自治体には、ヨウ素剤の備蓄があるはずです。いざというときにパニックにならないように、原発の近くで余裕のある自治体は、子供を中心にうまく配布する方法を考えておくとよいと思います。

■12日21時■原子力資料情報室による会見中継
以下のユーストリーム原子力資料情報室からのライブ中継が放映されています。福島第一原発の状況について、いまどんなことが起きている可能性があるのか? かなり詳しい解説を得ることができます。
http://www.ustream.tv/channel/iwakamiyasumi

■12日22時30分■ もしも強い不安に襲われてしまったら……。
 観月環(みずきたまき)さんが、不安を取り除く呼吸方法というのを、ユーチューブにアップしてくれています。私もかなり以前ですが、不整脈が出るなどして体の調子が悪かったとき、これと似た方法を教えてもらい、驚くほどによくなった経験があります。以下にURLを貼ります。ぜひどうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=yxC6B1ACc-g

■23時10分■
 被曝してガイガーカウンターを当てられている子供たちが、帽子もメガネも手袋も付けておらず、あまりにも無防備な格好をしていたので驚きました。原発の近くの人はとにかくできるだけ肌を露出させないでください。マスク、メガネ、帽子、手袋を必ず装着してください。また被曝した人の洋服などにも放射性物質がついている可能性が高いので、安全な場所で測定している場合であっても、測定をする人も肌を露出しないほうがいいと思います。
 呼吸だけでなく、傷口や粘膜などからも放射性物質が入ってしまい内部被曝をしてしまう可能性があります。内部被曝放射性物質の量が少なく線量がわずかであっても、長時間至近距離で被曝することになるのでかなり危険です。
■23時40分■
 福島第一原発のモニタリング情報が紹介されているページが見つかりました。
http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/2011/03/2005-16.html
■23時45分■
●屋内退避が勧告された場合にすること●というのが、原子力安全保安院のウエップサイトにあったので、以下に転載します。
屋内退避勧告が出された場合には、速やかに家の中に入り、次のことを行って下さい。(1)外気が入ってくるのを防ぐため、「窓を閉める」、「換気扇を止める。
(2)家の中にあった物は飲んだり食べたりできるが、念の為、食品にラップをして冷蔵庫へ入れる。
(3)飲料水を密閉容器に確保する。
(4)外にいた人は顔と手をよく洗い、指示に応じシャワーを浴びる。
(5)外で着ていた服をビニール袋に入れ、他の服と区別するため、しっかりと口を閉じる。
■23時55分■
 夜だと静かなのでよく分かるのですが、余震で揺れる少し前にキジが鳴きます。たぶん最初に伝わってくるP波を感知できるのだと思います。緊急地震速報よりも精度が高い気がします。

この続きの情報は「地震関連情報2」をご覧ください。